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ノーパンツデー(No Pants Day)とは?
ノーパンツデーの起源は、2002年インプロエブリウェア(Improv Everywhere)というパフォーマンス集団がアメリカはニューヨークの地下鉄で、7人で始めたのがきっかけ。今では世界25カ国で開催されるようになりました。
とは言っても日本では殆ど馴染みがない習慣ですね。
やり方
やり方というか、参加の仕方は、1月10日に地下鉄の構内でズボン、あるいはスカートをおろしてパンツ一丁になります。ただそれだけです。しかし開催するには発案者であるCharlie Todd氏からの承認が必要なので、やたら滅多羅あおちこちで無秩序で開催されている訳ではないようですね。日本においては2015年に新幹線のホームで開催されたようです。
目的は?
気になるのがその目的。明確な意図がどこかに記載されているわけではないのでなんともいえませんが、その非日常的な状況において、周りの人達との間の微妙な空気感を楽しむためのものかと思われます。日本でいうところのハレとケの思想に近いかもしれません。
ニューヨークの地下鉄で始めた意味
ニューヨークの地下鉄と言えば犯罪多発スポットという認識を持っていらっしゃる方も多いと思いますが、そのような危険な環境の中で少しでも殺伐とした空気を和らげようとの意図もあるのではないでしょうか。
しかし現在の地下鉄は落書きが消されており、小奇麗になって犯罪もグンと減ったとか。
南半球では?
寒い時期にやるからこそ意義があると思ったのですが、季節が真逆のオーストラリアでも開催されていることろをみるとそうでもないようです。うーん、季節は関係ないみたいですね。
日本では?
日本においては2015年に初開催されたという事は上述したとおりですが、果たして定着するでしょうか?試しにツイッターで「ノーパンツデー」と検索してみたところ、関係ないえらい画像がわんさか出てきて大変な目にあってしまいました。肝心のノーパンツデーを実践している人の画像はというと全然見当たりませんでした。
ハロウィンが流行ったのとは対照的で、こちらの企画は流行る気配が微塵も感じられないですね。やはり国民性と合っていないのでしょうか?日本人はコスプレなど、着る行為は得意でも脱ぐ行為は苦手なのかもしれません。
ネーミングがいけないのか?
日本で流行らない原因はそのネーミングにあるのではないでしょうか。「ノーパン」と聞いらおそらく殆どの人が真っ先にスケベな事しか思い浮かべないでしょう。つまり、イベントとして楽しもうという想いは湧き上がってこなくて当然、ともいえるでしょう。
このあたりの認識から改善しないと気軽に参加しづらいと思うのですが、考えてみれば無理に参加したり流行らせる必要はないし、ネーミングを変えたらそもそも承認がおりないだろうし…という訳で画像を見てニヤニヤしているのが賢い楽しみ方なのかもしれません。
以上、ノーパンツデーについてでした。