岸恵子さんと言えば、顔や名前は知っていたのですが、私の中ではそれほど印象が強くありませんでした。
本日徹子の部屋へ出演するという事で彼女についてちょっと調べてみたのですが、フランス人と結婚していたんですね。
こりゃ初耳。
という事で今回は旦那や子供たちについて色々と調べてみることにしました。
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岸恵子のプロフィール
生年月日 1932年8月11日 83歳(2016年8月現在)
職業 女優・文筆家
出身 神奈川県横浜市
学歴 神奈川県平沼高校卒
身長 161cm
血液型 A型
クリッとした巻き毛とハート型の口元が印象的ですね。
いつもニコニコ顔の印象がありますが、経歴を見ると結構凄い。
1951年に映画「我が家は楽し」でデビューしたのですが、当初は学生だったのでこれ1本だけという約束で松竹へ入社したそうです。それがズルズルといき、1年で9本も出るという超売れっ子になってしまいました。
最近問題になっているAVなんかでよく聞こえてくる話ですが、このような話って現実にあるんですねぇ…
もともと作家志望で川端康成の作品を読み耽り、将来は作家を目指していたそうですが、どこでどう人生が狂うかわかりませんな。デビューのきっかけは撮影所に見学に来ていたところをスカウトされたんだそうです。
1950年代はかなりの本数の映画に出演していますね。以後勢いは徐々に弱まっていくものの、1970年代は断続的に活躍し、1980年以降はテレビ出演のほうが多くなっているようです。
どうりで顔は知っていても印象が薄いわけですね。
http://nontan7000.com/より
若かりし頃の岸恵子さん。
ソービューリフォーですなぁ…
結婚
1957年、日仏合作映画「忘れえぬ慕情」へ出演した際、監督のイヴ・シャンピ(Yves Ciampi-1921-1982)さんと出会い結婚します。
https://jp.pinterest.comより
いわゆる職場結婚です。当時岸さん25歳、シャンピさん36歳ですから一回りも違う事になります。
つまり岸さんは1950年代の絶頂期に結婚している訳です。よほどしつこく口説かれたのでしょうかねぇ…(笑)
一方のシャンピさんも1950年代にはそれなり映画を撮っていて、若手有望株とも言われていたそうなので、ふたりとも上り坂での結婚だったようです。
その時の立会人が川端康成さんだとか!凄い話ですね…憧れの作家に結婚式に出てもらったわけですからねぇ。
ツイッターより
しかも、旦那の家にはサルトルやジャンコクトー、アンドレ・マルローなんかの超有名人も出入りしていたそうですよ。当時岸さんはフランス語を覚えている最中だったといいますから、流暢に会話したわけでもなかったのでしょうが、日本でも売れっ子だったため、日仏の間を飛び回っている彼女に付いたあだ名が空飛ぶマダム(笑)
サルトル等が岸さんの事をそう呼んでいたのかと想像すると…胸熱。
離婚
1963年-岸さんとシャンピさんの間に娘が生まれます。
名前はデルフィーヌ=麻衣子・シャンピ(Delphine Ciampi・53歳)
http://ars-tremonia.de/より
1950年代こそ、そこそこ作品を撮っていたシャンピさんですが、次第に撮影本数は少なくなり、1969年を最後に映画は撮影しなくなったようです。才能が枯れたのでしょうか。最終的にシャンピさんはイタリア人の愛人の元へ走り、それが原因で二人は1975年に離婚します。親権は岸さんが持ち、以後女で一つで娘を育てることになります。
因みに娘さんは現在はフランスを拠点に音楽家として活動しているようです。担当はベースとギター。
THEO HAKOLAというバンドとコラボした時の映像。左から2番めがシャンピさんです。
孫達
さて、デルフィーヌさんですが、1998年にワーレンエリス(1965年生まれ・オーストラリア出身)さんというミュージシャンと結婚します。岸さんの娘婿ですね。
ウィキペディアより
…
なかなかにヒゲが逞しいおっさんで、とても頑固そう…
http://www.thesartorialist.com/より
そしてこちらが二人の子供達。ロスコーエリス君とジャクソンエリス君です。詳しい生年月日はわからなかったのですが、現在は15~16歳ぐらいのようですね。
ここまでくると全く日本人の面影が消えています。
http://girlschannel.net/より
という訳で現在岸さんは孫達に囲まれてフランスで暮らしているようですが、頭がいいのに全然勉強をしないんだとか。お爺さんが映画監督でおばあさんが女優、そして両親がミュージシャンですから将来的にはやはりそちらの方面へ進むんじゃないでしょうかね。勉強嫌いの彼らにとってはちょうどよいのかもしれませんね。
以上、岸さんと家族についてでした。