小澤征爾って指揮は上手いの?音楽初心者が評価を調査!

グラミー賞受賞

こんにちは。

本日、第58回グラミー賞の授賞式が行われましたね。小澤征爾さんのアルバムが最優秀オペラ録音賞を受賞しました。

日本人としては9人目の受賞者ということです。

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小澤さんは今回で8回目のノミネート、そして初の受賞となりました。苦節何年でしょうか。おめでとうございます。

一方、渡辺謙さんが主演するミュージカル「王様と私」は惜しくも受賞逃しました。

過去、日本人グラミー賞受賞者は8人いるのですが、私が知っている有名ドコロをチョイスすると、坂本龍一・喜多郎・上原ひろみの三人です。

正直他の人は知りませんでした^^; 面目ない。

そこで小澤征爾さんの事を知らないという人の為、いや、クラシック初心者な私の好奇心を満たすため、小澤さんについての評価を調べてみたいと思います。

 

因みに指揮者としては小澤さんの他にはダニエル・バレンボイムをちょっと知っているぐらいの知識しかないという。

意外と私のようにクラシックに興味はなくても評価を知りたいという人は多いのではないでしょうかね。

てなわけで早速いってみましょう。

 

小澤征爾のプロフィール

名前 小澤征爾(おざわせいじ)
生年月日 1935年9月1日 (80歳・2016年2月現在)
出身 日本(生まれは満州国・奉天市)
血液型 B型
息子 小澤 征悦
学歴 桐朋学園短期大学
活動歴 1959年-

旧満州に生まれ1941年に日本に引っ越して幼稚園に入園。その後小学校へ入った時に、兄が小澤征爾へピアノを教えた所その才能を認め以後その道に入ったようです。


やはり幼少時の周りの環境は大切ですね。私も小学校の頃に近所にピアノ教室ができて、親が習わせようとしたので、「女の子みたいでヤダ!」と泣いて抵抗したのを覚えています。今考えると非常にもったいないことをしたなと後悔していますよ、ほんとに。

 

小澤評価

さて、一体どこから手をつけてよいかさっぱりなので手当たり次第に検索してみることに。

うーん、

いろいろ書かれていますが、どの記事がどの程度の信頼性があり、どのへんの視点で見ているのかもさっぱりなので、詳しく調査する前の大雑把な感想として、

 

日本で言われるほど海外では絶賛されていない

 

という事になります。

たかが数十秒あちこちのウェブサイトを流し読みしただけなのですが、どうしてもネガティブな記事を拾ってしまいますね。これがいかに変化していくのか…お楽しみ下さい。

 

ウィーンにて

それでは一例を見ていきましょう。

ネタ元は以下のサイト

http://www.elneos.co.jp/0401sf2.html

「暴風雨警報」──。物騒なタイトルだった。
ウィーン国立歌劇場で小澤征爾が指揮するオペラのプレミエ(新演出上演)初日を4日後に控えた2003年12月1日、地元オーストリアの有力週刊誌「プロフィール」が掲載した記事である。〈国立歌劇場の監督に就任してすでに1年を経過したが、目立った功績も上げられず……〉と小澤批判を展開したうえで、5日の舞台は嵐に見舞われるだろうと予報したのだ。

かなり辛辣な物言いですね。日本ではこのような情報はあまり大きく取り上げられません。どちらかというと、ウィーンの指揮者に就任した、とか、今回のように「グラミー賞を受賞した」などの持ち上げ記事が目立ちます。海外で活躍する日本人に関してはネガティブな話題は読者受けしないのでしょうか。反対に政治は叩くだけで、滅多に褒めませんからね(笑)なんという対照的な扱い方でしょう。面白いですね。


 ところが、迎えた12月5日の晩、「演奏がやむと同時に、すさまじいブーイングに見舞われましてね」
と、観客のひとりが言う。週刊誌の予報どおりの大時化(おおしけ)だったのである。

中略

これまた激しいブーイングが浴びせられました。ブラボーの声もありましたが、7対3くらいの比率でブーが多かった。しかも、いつまでも執拗にブーを叫んでいる人が目立ちました」
後述するが、小澤がウィーンでブーイングを浴びるのは、これが初めてではない。

と続きます。

フムフム。

海外では当たり前にこのような行為がなされているのでしょうか?

日本だと海外から来た演奏指揮者=お客様、つまり日本へ来てもらっているという意識が高いせいか、演奏等の評価は二の次になりますよね。もちろん例外もありそうですが、概ねこのような変な意味での「おもてなし」がまかり通っているのかもしれません。

昔中野駅の北口で下手なリコーダー吹きの身なりの汚い白人男性がしょっちゅういましたが、ブーイングを浴びせる人いなく、総スルー。更には、海外のバレーの選手がインタビューで答えていのですが、日本はブーイングをする人がいない(少ない)のでやりやすいとも言っていたような記憶があります。これらの例もおもてなしの一種と言えなくもなさそうです。

単に日本人は芸術に対する鑑定眼が無いのか、それとも下手でも「しょうがないなぁ」で済ませる事ができるのか、罵声を浴びせるのは演者に対して失礼だからしないのか。

とにかくまっとうな評価という事が出来ない(感情をストレートにぶつけられない)人種のような気がします。

これがいいとか悪いとかではなく、そのような傾向がある人種の中で育った芸術家が海外でどの程度通用するのか?という事を上の記事は改めて感じさせてくれたような気がします。ブーイングがいいとは思えませんが、反面演者を育てる役割を果たしているという事も忘れてはいけません。

おっと、横道にそれ過ぎたので軌道修正。

次いきましょ。

「実力派」として評価されているようですね。そうでなければボストン交響楽団で長いこと勤務したり、ウイーンフィルに招聘されることもないでしょう。
国内の評価よりもずっと高く評価されていることは間違いありません。
何しろ、「武者修行」中の先生が名だたる名指揮者揃い、かのカラヤンの代理を務めたくらいの実力者です。 2005年のヤフー知恵袋より

海外から招聘されたから実力があるという見方のようですね。カラヤンという私も知っているレベルの有名人の代理を務めたから実力があると。確かにこれは私も同意します。演奏の中身やバックグラウンドを知らないので、これが事実だとすれば、素人目には「ああ、凄い人なのだぁ」という感想にとどまるでしょう。とどまるというのは、それ以上は知識がないのでなんとも言えないという事なのですが。

んでは次


最近はウィーン国立歌劇場での成果が芳しくなく
ウィーンの聴衆から叩かれ続けたため
体調を何度か壊されましたね。
中略…
結論としては「以前はトップクラス、今はそうではない」
という非情な物言いになってしまいます。2010年-ヤフー知恵袋より

おっと、これはなかなか素人目から見ても「本当っぽい」評価ですね。どの程度叩かれ続けたのかという事はわかりませんが、最初に紹介した記事から察するにかなり辛辣なブーイングを浴びたように想像されます。

それと海外では1度失敗すると暫く呼んでもらえなくなるほど厳しいらしく、小澤さんも1度の失敗で12年呼んでもらえなかった事があるようで、そういう意味では欧州のクラシック業界は日本と比べ物にならないほどプロ意識が高いのかもしれません。その背景には、お客さんに失礼な演奏を聴かせられない、他の選ばれなかった大勢の演奏家の名誉のためにも、叩けるだけ叩く、またそれを演奏家も受けいているという事情があるのではないでしょうか。つまり叩く=育てるという意味合いが強いのかもしれません。


ボストン交響楽団は、デビュー当時からオザワに目をつけ、高
い評価を与えていました。そして執拗にオザワの獲得に走ったの
です。その熱心さは異常ともいえるものだったのです。
それに比べて日本の音楽界は、オザワに対してあまりにも冷た
かったといえます。1962年オザワと指揮契約を結んだN響は
オザワとトラブルを起こし、その年の12月の定期と「第9」の
公演を一方的にボイコットしたことは既に述べました。

http://electronic-journal.seesaa.net/より

これは1962年と今から50年以上も前の状況です。つまり小澤さんが27歳の時。当時おそらく、外国人崇拝が今より強く、日本人の指揮者、それも「若造の指揮になんかに従う事なんか出来るか!」と思ったのか、詳しい内容は分からないのですが、とにかく演奏をボイコットしたらしいのです。

その後にシカゴ交響楽団から誘われ再び米国へ。そしてその後はボストン交響楽団から再度ラブコールされるように、アメリカでの若いころの評価はかなり良かったようですね。

 

近年

近年はウィーンに関しての話題が多く、ブーイングも浴びたりしましたが、2010年にはウィーン・フィルハーモニー名誉団員に選出され「どんな勲章よりうれしい」と本人も大いに喜んでいるところを見ると、外野がの評価はともあれ本人としては満足のいく結果だったのではないでしょうかね。

 

指揮者としての小澤征爾さんの評価

詳しい評価は専門のサイトに譲るとして、小澤さんの指揮者としての評価を一文で表現するなら

昔は大いに活躍したけど、晩年はそれほどでもない、それが円熟と言われればそうなのかなと贔屓目に見ても文句をいう人はあまりいないのではないか。

という事になるでしょうか。

 

以上、素人目線で小澤征爾さんの評価を探る、でした。

しかし、全く知らない分野を調べて記事にすると行為も面白いものですね。これが当たれば次回はさらに全然興味が沸かない分野へでも挑戦してみようかと思っている管理人でした。

それではごきげんよう。

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