すんません、今知りました。
というのはNHKの高瀬アナの件。
あたしゃ年末年始は寝ていたのですっかり話題に乗り遅れちゃった感があるのですが、先程動画を確認したところ、彼らしいといえば彼らしい姿におもわず心が暖かくなったので、今回は笑いをこらえる高瀬アナやプロフィールについて少々。
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高瀬耕造のプロフィール
名前 高瀬耕造
読み方 たかせこうぞう
生年月日 1975年12月26日 41歳(2017年1月現在)
職業 NHKアナウンサー
学歴 早稲田大学商学部卒
活動 1999年~
大学時代は早稲田大学グリークラブという男性合唱クラブに所属していたという事だけあって、現在の特技は合唱だそうです。あのイケボイスはクラブで培ったもののようですね。
当初は商社か広告代理店へ就職する予定だったそうですが、合唱部のOBの先輩アナウンサーから「受けてみれば?」と言われたのがきっかけで親には内緒でNHKの就職試験を受けたところ見事に合格。親は腰を抜かすほど驚いたとか。
アナウンサーになった理由
アナウンサーになった直接の動機は感動を伝えたい、という事だそうです。
NHKの試験の直前に合唱部で欧州を旅行した際、チェコの首都であるプラハに立ち寄った所、ちょうど長野オリンピックのアイスホッケーの試合でチェコがロシアに勝つという快挙を成し遂げ、その影響で街中の人々から「ありがとう長野、ありがとう日本人!」と声をかけられ、それを伝えたいという強い思いが最終的に彼の背中を押したようですね。
何故人々から熱烈に感謝されたのか?
それには歴史的な背景が大いに関係していたようです。
プラハの春とチェコ事件
チェコスロバキアは長らく共産党の一党独裁体制下におかれていましたが、1968年には、以後プラハの春と呼ばれるようになる民主化路線へ転換宣言がなされます。
これに危機感を覚えたソ連はワルシャワ条約機構軍による軍事介入(チェコ事件)を決行し共産党の瓦解を阻止。
という事で、長年に渡りチェコ人の心の中にはソ連の弾圧に対する恨みが積もり積もっていたのでした。
軍事力ではとてもかなわない、なのでスポーツで見返してやれとの強い思いが国民の中にあり、それがとうとう果たされたと。
いわば彼らとしては戦争で勝利したようなものなので、その喜びようは私達日本人の想像し得ないほどのものであり、その言葉で伝えられない喜びをなんとかして伝えたいという想いがアナウンサーを志す直接の動機だったというわけでした。
あのようなすっとぼけたような、生真面目な顔の裏側には、実はとんでもない熱い魂があった事を伺わせるエピソードですね。
奥さん
奥さんは川野美咲さんという元新潟テレビのアナウンサー。結婚後は退職されたようですが、高瀬アナが新潟局に赴任していたときに彼女と知り合い、見合いの末結婚したようです。
職場で知り合って見合い結婚とはよくわからない展開ですが、おそらく高瀬アナが彼女を見初めたものの、奥手なのでどうしようかと困った末に上司に相談(或いは筋を通して)見合いという形で結婚した、と考えるとなんとなく納得がいきますね。
日刊ゲンダイの記事によると、アナウンサーになっていなかったら彫刻家になりたかったと言っていますが、これはNHKのアナウンスルームでの記事にあった「商社や広告代理店に進もうと考えていました」という発言と矛盾するので、おそらく自分のキャラクターを踏まえたうえでのリップサービスの可能性がかなり高いような気がします。
つまり、実はそれぐらい自分の演出に長けている人物である可能性が高いという事なのかもしれません。
因みに子供に関する情報はいっさいありませんでした。
いじられキャラは自己演出?
シブ5時という番組の中で、なかなか笑わない高瀬アナを寺門亜衣子アナがなんとか笑わそうと試みる場面が何度か見られましたが、以上の経緯を考えると実はそれもNHKの演出だったのかなと。
つまり今回のピコ太郎からのカメラの切り替えも実はNHKの狙いだったような気もしますが…
高瀬アナが必死で笑いをこらえる動画
という事で、例の動画はこちら。
高瀬アナ、よくぞ耐えたwww#紅白歌合戦2016 pic.twitter.com/aNTzezfoES
— 岡本イレン@2017年もよろしく! (@Water_lily_5) 2016年12月31日
(削除されていたらゴメンナサイ)
この後どのようなニュースを読んだのは分かりませんが、ここでいきなり吹き出したら、ニュース内容によってはそれこそ批判が殺到するでしょう。
つまり一見ユーモラスに見えるこの映像も、実は彼にとっては気が抜けない真剣勝負の場。しかも欧州旅行した際に出会ったチェコ人の熱い想いをずっしりと背負いながらニュース原稿に向き合っていると考えると、なんとなく見る目が変わってくるような気がしますが、まあ、そこまで考える必要もないでしょう。
ネットではよく笑いをこらえたと、裏番組のダウンタウンの笑ってはいけないシリーズを模して、「絶対に笑ってはいけない高瀬アナ」なんて言われて賞賛されていますが、これは日頃からニュースに取り組む彼の真摯な姿勢があってこその賜物でしょう。
という事でこれからも知らず知らずのうちにNHKの視聴率を一人で牽引していくであろう高瀬アナ。
一度ぐらいはお宅拝見番組なんてものも見てみたいものですね。リポーターはもちろん寺門亜衣子アナで。
以上高瀬耕造アナについてでした。