和田アキ子さんがとうとうNHK紅白歌合戦から落選してしまいましたね。
先週発売された週刊文春では関係者の証言として、NHKから和田側に落選
が通告されていたと報じられてはいましたが、本日は各スポーツ紙が掲載。
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これにて落選が確定したようです。
しかし逆に言うと何故今まで彼女が出ていたのかが不思議でしょうがないのですが、今回はその辺を含めて落選した理由を探っていきたいと思います。
Contents
和田アキ子の紅白出場歴
まず彼女の紅白出場歴から。
1970年-「笑って許して」で紅白初出場。
その後は
1978年まで9年連続で出場しています。
1972年には「あの鐘を鳴らすのはあなた」で
日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞するも、
何故かこの歌での紅白出場は1991年まで
待たねばなりませんでした。
ちょっと不思議ですね。
1979-1985年までの7年間は紅白出場なし。
しかし、
1986年-2015年まで30年連続出場という偉業、
というよりは異常事態と言ってもいいかも知れ
ませんが、それほどの長期間に渡り紅白への出
場を成し遂げています。
実に合計39回。
テレビへの露出具合を見ると確かに紅白へ出場
してもおかしくはないでしょうが、対してヒッ
ト曲に恵まれたかというと、そうでもないので
はないでしょうかね。
紅白落選理由とは?
考えられる落選理由は文春が既にいくつか報じていますが
整理すると
・長年に渡りヒット曲がないのに紅白へ出場している事に
対する世間からの疑問の声
・高畑充希が司会を断った事によるバーター話の立ち消え
以上の2点。
プラス、
宇多田ヒカルの紅白初出場
(実は速報で入ってきたのですが)
詳細は以下のリンクからどうぞ。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1742271.html
彼女の紅白出場と和田アキ子の落選に因果関係があるかどうかは不明ですが、
要するに玉突き的に彼女にはじき出された形での落選という線もなくはない、
という事が言いたかったのです。
世代交代のシグナルとしてはこれほどうってつけのものはないでしょう。
NHKがあからさまにその辺を意識して仕掛けたとは考えにくいものの、
結果としてそのように受け取る人物がいるとするならば(現に私がそうなので)
棚ぼた的に願ったり叶ったり、ぐらいには感じているのではないでしょうか。
バーター
バーターとは、いわゆる「抱き合せ出演」。
その意味は売れてる芸能人と売れてない芸能人を
人物をセットで出演する行為。
ここからの解釈は微妙なのですが、バーター話で和田さんの
出演が立ち消えになったという事は、今まで彼女を紅白へ
無理やりねじ込んでいた事の証左という事なのでしょうか。
それが今回手玉の持ち切れになってしまったと。
ヒット曲無し
ヒット曲が無いのに出ていたというのは確かにおかしいな
とは思っていましたが、個人的にはホリプロの顔だし、そ
のへんの大人の事情が絡んでいるのかなくらいにしか思っ
ていませんでした。
事実、以前に現ホリプロの社長である堀義貴(創業者の息子)
さんがテレビへ出演していた際に、和田さんが
「俺がこの事務所を支えてやってんだからな」ぐらいな事を
彼に対してタメ口で言っていた姿を見たことがあるのですが、
その時はそこまで社長に物言い出来るのかと、随分と驚いた
記憶があります。
https://www.vipo.or.jp/より
そのような社内事情だという事を考えると、事務所としても前社長
からの付き合いである重鎮に花を持たせるという意味でも、
廃れたとは言え、一応は年末の国民的な番組である紅白歌合戦へ
出来る限り彼女を出場させてあげようとの配慮、または恩返し的な
意味で毎年彼女を推していたと、このようにも考えられます。
つまり裏を返せば、もう義理は果たしたし、30回連続出場もしたし、
区切りがいいのでこのへんでいいだろうとの会社側の判断もあった
のではないでしょうかね。
NHK側も事務所の都合に合わせてまで世論に逆らっても得はない、
ただでさえ視聴率の低下が危ぶまれているのに、このまま体質を
改善しないといよいよダメになるとの危機感もあったのでしょう。
しかしホリプロも2018年の大河ドラマ「西郷どん」の主演に
同事務所所属の鈴木亮平が決定した事もあり、
そのバーターで…
なんて言っていたとの情報もありますが、流石に再来年の大河の
主演とのバーターはキツイかったんじゃないですかね。
宇多田ヒカル紅白初出場
さらに今年は復活した宇多田ヒカルさんの紅白出場が
決定したという事もあったのでしょう。
宇多田ヒカルさんの紅白出場は海外からの中継になるそうです。
中継での紅白出場は以前に中島みゆきさんという前例があるだけに、
おそらく今回もMCはないようなそんな感じがします。
元々彼女は紅白出場に乗り気ではなかったのですが、母親の死や出産に
よって心境の変化があり、歌手として復活したという経緯を考えると
母が好きだった紅白へ出場しよう、つまりは自分のためではなく、
母のためにもその願い、或いは恩讐(下記リンク参照)の為に出場
を決意したのではないでしょうかね。
http://www.asagei.com/excerpt/15661
実はこれが一番大きな要因ではないか、とも思われますが、
兎にも角にもそろそろ和田さんにはこのへんで引き下がって貰おうとの
NHKの判断はあながち間違ってはいないのではないでしょうか。
なお、出場者の正式発表は本日になります。
以上宇多田ヒカルの紅白初出場と和田アキ子の落選の理由についてでした。