落選運動がネット上で大盛り上がり!?が、リスト一覧が酷いことにwww

北朝鮮がミサイル乱射やら核実験を強行する中、突然の衆議院解散に伴う総選挙。それと呼応してか、何やら「落選運動」なるもの、及びそのリストがネット上を大いに賑わせているようです。

飲み屋でしてはいけない3つのテーマ、政治・宗教・スポーツ、と言われるように、思想信条に関わる話はこじれたら相当厄介。

しかも匿名性が高いネット上で政治論争が始まると、いい大人が情に引っ張られて理を失い、まるで子供のように罵詈雑言流言飛語を撒き散らすという、子供の教育上非常に好ましからざる、そんな状況になってしまうのですが、今回はちょっと火中の栗を拾ってみる事にしました。

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落選運動とは?

落選運動とは、元々韓国で行われていたと言われていたという運動で、落としたい候補以外に票を投ずるように働きかける行為です。

しかし落としたい候補者が比例重複をしている場合、選挙区で落ちても比例で復活する可能性があるので、そのへんの状況を考えた上での対応もまた必要です。

日本では2000年に韓国の落選運動の影響を受けてはじめられたと言われている落選運動ですが、いままでそんなにメジャーになることはありませんでした。

が、最近は安倍一強に対する反発からか、俄にこの落選運動の言葉が各誌上で踊り、今回の衆議院にあたり、週刊ポストなどでも大きく取り上げられています。

 

 

注意点

特定の候補を当選させる事を目的とした場合には公職選挙法違反になる可能性あるとの事なので、1対1の場合は「選挙運動」にみなされかねない、という事で注意が必要のようです。

落選運動は、公職選挙法に定められた「選挙運動」とは明確に異なり、選挙公示・告示日前から行なっても、なんら問題はない。合法的な、主権者である国民の権利行使のひとつである。一方で、「特定の候補者を当選させること」を目的として行えば、「落選運動」も「選挙運動」とみなされかねない。その点は、十分な注意が必要だ。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/308570

 

 「注意が必要なのは候補者が2人しかいない場合。一方を落選させる活動が、他方の候補を当選させるための選挙運動とみなされる可能性はあります」NEWSポストセブンより

つまり落選運動を展開するには野党共闘が必須条件のようです。

 

さらに、一説によると韓国の落選運動の背景には北朝鮮がいたとも言われているので、落選運動に乗る場合でも、何らかの組織の意図に操られないようにしないといけないという注意もまた、必要なのかもしれません。

長谷川慶太郎・佐藤勝巳 「朝鮮統一の戦慄」光文社 2000年

 

落選運動リスト

という事でツイッター上では落選運動リストなるものが出回っていたので掲載してみますと…


結局は野党に投票してくれという、落選運動という名を借りた選挙運動のような様相を呈するものでした。

 

これには、

つまりこの人達に投票すればいいですね

とのツッコミも。

 

つまりは、逆指標としても活用できるという、諸刃の剣的なリストでもあるようです。

それはともかく、このリストの面白いところはその落選させたい理由。

 

数例を上げると…

 

安倍晋三 「ご存知!国を私物化し、国を売る天下の極悪人」

麻生太郎氏の場合「ナチスに学べのミゾウユ馬鹿、終わっている男」

二階俊博「ポンコツ モウロク幹事長」

中川俊直「離党組、ダブル不倫、国会長期ずる休み」

谷川弥一「国会で般若心経」

等と、過激な言葉が踊っていますが、中には思わずクスリと笑わせられる言葉も。

 

さらに、リストに挙げられた人物も与党、維新、民進党離脱者等とかなり偏った顔ぶれ。中川氏の名前があって、同じく離党組でダブル不倫の愛知7区山尾志桜里議員の名前がないというのも解せませんね。

しかし随分と直情的で訴えかけていますが、これで無党派層を取り込めるかどうかは未知数。

 

本当に国民の事を思うならば与野党関係なくリスト化したほうが保守層も拡散しやすくなり、結果的にメリットも見込めるような気もしますが、そのへんは趣味の問題なのかもしれませんね。

以上落選運動のリストについてでした。

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