神奈川県座間市緑ヶ丘で起きた事件に関し、興味深い事実が出てきているようです。
事件があったアパート「シーバスハイム」やけど、早速「大島てる」に登録されてて笑えない…しかも平成26年にも何かあったようで瑕疵物件になってた恐ろしい #座間複数遺体 pic.twitter.com/6TEIpspWTN
— 24k.wakahana (@24kwakahana) 2017年10月31日
事故物件を掲載している事でお馴染みのサイト「大島てる」では、緑ヶ丘6丁目にあるシーバスハイムの1階で何かしらのトラブルがあった事を示唆する記述である、「心理的瑕疵あり」の表記が見られました。
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という事でシーバスハイムについて調べてみることに。
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シーバスハイムは事故物件だった?
今回事件が起きた物件は神奈川県座間市にあるシーバスハイムという木造2階建てのアパート。
「大島てる」で調べるとたしかに同アパートの1階が「心理的瑕疵あり」と指摘されています。
しかし今回事件があったのはこのアパートの2階という事なので、厳密にいうとこの心理的瑕疵、いわゆる事故物件との関連(オカルト要素があるのでこのような書き方はいかがとは思いつつも書いてしまいますが)は無いような気もします。
が、現実的には、借り手によってはその影響を受ける人も少なからずいるであろう事は容易に察せられもしますね。
同アパートの1階で何らかのトラブルがあったのは、投稿日から察するに、平成26年以前、つまり今ら数年前と、割と最近なので、何があったのか知りたい人はネットや地元新聞のアーカイブを漁ると情報が出て来るかもしれませんね。
私もざっと探してみたものの、今回の件に埋もれてか、そのような情報は見当たりませんでした。
そのうち週刊誌あたりが地元の不動産屋に何があったのかを確認してくれるのではないでしょうかね。
心理的瑕疵とは?
そもそも心理的瑕疵(しんりてきかし)とは何か?
とあるサイトによると定義は以下のとおり。
過去に販売、賃貸募集している住宅(建物)で「自殺・殺人」などがあった。
過去に販売、賃貸募集している住宅(建物)で「事件や事故による死亡」などがあった。
過去に販売、賃貸募集している住宅(建物)周辺で「事件・事故・火災」等があった。
販売、賃貸募集している物件の周辺に「嫌悪施設」がある。
販売、賃貸募集している物件の周辺に「指定暴力団等の事務所」がある。
https://uchicomi.com/senden/column/?p=723より
当該アパートで以上のような事実があった場合、宅建免許を所有している不動産屋は借り手に対しその旨、説明の義務を負うとの事なので、この表記は必須。(というのが業界内の慣例だそうです)
不審死や暴力団関係、或いはカルト団体の施設が近隣にあった場合など、直接表現すると生々しい場合に、このような心理的瑕疵という耳慣れない言い回しを使用しているようです。
このように聞くと何かとんでもない物件のようにも聞こえますが、
「圧倒的に「老人の孤独死」があった部屋が多かった」、という情報もあるので、殊更怖がる事もないのかもしれませんね。
https://matome.naver.jp/odai/2143650937283815501
心理的瑕疵が消える?
事故物件に関し、1人目に対しては説明義務があるものの、2人目以降に関しては説明が必要ないようで、これを悪用し、バイトを雇って住み込みをさせ、説明義務を意図的に消去する方法もあるんだとか。
ネットを検索すればバイト料として30万円という具体的な金額も出てきますが、どこまで本当かは不明だし、実際そのようなロンダリングが行われているかも不明なので、都市伝説として聞いておいたほうがよさそうです。
尤も、この説明義務とはあくまでも不動産業界内の慣例という事で、無視する業者もいるという情報もありました。
シーバスハイムの家賃
シーバスハイムの家賃は意外と安く、22000円。
築29年、ワンルーム13.5平米と少々狭めではありますが。
https://www.athome.co.jp/bldg-library/kanagawa/zama/328837/より
座間市の相場の平均をみるとワンルームで3.94万円なのでかなり安いですね。
以下の画像はホテルハーベストイン米子のもので、広さが13平米ということなのですが、広さのイメージとしてはこのような感じです。
一人で住む分には問題ないレベルです。
事故物件は本当に何かあるのか?
私自身は事故物件に関し、あまり思う所がないのですが、じゃあ住んで見る?と聞かれれば、答えは否です。
何かあるわけでも無いのでしょうが、人が気持ち悪がって近づかない所へあえて近づこうとも思いませんからね。
ただ1度だけ酷いラップ音(天井がきしんだり、突然「バシッ!」と音がする)に悩まされた事はありますが、それよりも隣人との騒音トラブルのほうが恐ろしかったです(笑)
私の知り合いでバンドをやっている、霊の存在など微塵も信じていないアナーキーな人物が、「深夜壁から腕が出てくる」といって周囲を笑かした事もありましたが、事故物件に関して身近で思い当たるのはそれぐらいですかね。(彼はその後も住み続けていたようですが)
それとよく都内の撮影スタジオなんかも事故物件が多いとも言われており、(有名なところでは初台の玉井病院スタジオの名前が挙げられますね)私もかなりあちこちと訪れたのですが、何の気配も感じませんでした。
いわゆる心霊現象、または何かしら得体の知れない気持ち悪さを感じる、或いはその真逆の崇高さを感じる人は、体質や遺伝、それに生い立ちや家庭環境等の影響があるのでしょうが、それ以外にも、多くの人が抱くその恐れ(或いは聖なる想い)自身が何かしらの影響を及ぼしているのでは?というのが持論なので、ことさら騒がず、近づかず、というのが私なりの対処法といえば対処法ですので、わけもわからず怖い(或いはハッピーモードに突入して困る)という人は参考にしてみてください。
以上、シーバスハイムと心理的瑕疵についてでした。