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浅田真央さんなどの実力派スケーターが抜け、一時期低迷期を迎えた日本女子のフィギュア界。そのフィギュア界に颯爽と現れた救世主が紀平梨花選手です。2019年の四大陸選手権ではアクシデントが連発しながらも、挫けずに滑り続け逆転優勝を飾り、大いに日本中を沸かせました。
そんな紀平選手の腹筋や腕の筋肉が凄いと評判を集めています。という事で今回はトレーニング方法も含め、紀平梨花選手について掘り下げたいと思います。
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ニコニコ動画でおなじみのドワンゴが立ち上げた通信制高校N高等学校に在籍している紀平梨花選手は、グランピリシリーズ初参戦の2018年NHK杯で日本女子歴代最高得点で初参戦初優勝。
その後の1戦も勝ち、2戦2勝で臨んだグランプリファイナルでは平昌オリンピック金メダリストのザギトワ選手を抑え、浅田真央さん以来13年ぶりにグランプリファイナルを制覇。2022年の北京五輪で金メダルが期待されます。
紀平選手は演技中、とても大人びていますが、普段の姿はとてもかわいい女子高生であり、すっぴん姿も可愛らしく、むしろ演技中よりこちらの方が好きと感じる人も多いようです。リンクから離れれば今どきの女子高生ですが、スケートに情熱を燃やし、まだとれていないオリンピックや世界選手権の金メダル獲得に向けて邁進しています。
紀平梨花選手の好成績を支えるのは、体脂肪率6%とされる腹筋です。
無駄な肉がないとはこのことで、しっかりと鍛えられていることが分かります。しかもこれだけではありません。腕の筋肉も相当なものです・
可愛い笑顔と発達した筋肉がなんともミスマッチですが、これがトリプルアクセルを支える屋台骨です。
紀平選手の筋肉に対するネットの反応を見ていくと、意外にも女性の反応が目立っており、自分もこんな感じで筋肉をつけたいと感じる女性が多いようです。最近は男性より女性が筋トレに励むことが増えているようですが、その傾向がネットの反応にも見られます。
バキバキな腹筋、発達した腕の筋肉、それらがあることで簡単に逆立ちなども出来てしまう紀平梨花選手。普段はどのようなトレーニングをしているのでしょうか?
紀平梨花選手の基礎的なものを作り出したのはヨコミネ式教育と呼ばれる、幼児期から行われる英才教育です。プロゴルファー横峯さくらさんの伯父さんが提唱したこのやり方は、1歳や2歳の子供でも逆立ちをやらせ、結果的に小さな時から筋肉質の体を手に入れることができる、というものです。体幹トレーニングを1歳からやっていることから、現在うまくトレーニングがハマっているという指摘もあります。水泳の池江璃花子選手も、小さい頃から母親に雲梯(うんてい)で筋力を鍛えられたと言われています。やはり幼児教育というのは大切なのですね。
2019年に四大陸選手権を優勝した時は、大会一週間前までコロラド州デンバーで高地トレーニングを行っていました。そんな影響もあるのでしょう、厳しい練習で心肺機能が高まり、結果的にジャンプがより飛べるようになったとか。
紀平選手の場合、これこれこのようなトレーニングをしたから筋肉がついたというよりも、それは小さな時からの英才教育の賜物でした。それに加え、自ら進んで食事を徹底的にこだわっているとう点もまた、フィギュアの演技を支える筋力形成にプラスに働いているのでしょう。
【動画】紀平梨花フィギュア・ジュニアGPで逆転優勝!海外の反応は?
フィギュアスケートで活躍する人の多くは小さな時から英才教育を受けていますが、成長期に調子を崩す選手が目立ちます。そんな中、ヨコミネ式教育で1歳から体幹トレーニングを行った紀平梨花選手は、自然に無理なく成長できており、急激な身長の伸びについていけないというようなことが、成長期真っ盛りの現時点でも見られません。
課題だったメンタル面も強化され、2022年の北京五輪に向けて順調に成長を続けている紀平選手。荒川静香さん以来の女子フィギュア界での金メダル獲得へ否が応でも期待が高まります。
以上、紀平選手の筋肉についてでした。