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脱原発テントの市民団体の正体は?どこからお金が?

産業経済省の敷地内に無断でテントを設営し、同地を長期間に渡って不法占拠していたとした市民団体のテント村が国によって強制撤去されてました。

現在同地はフェンスが設置されている模様とのこと。

長年放置していた国も国ですが、7月に最高裁で市民団体側の敗訴が確定したにもかかわらず居続けるほうも居続けるほうですねぇ…

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というわけで今回はテント村に一体誰がお金を出していたのかを調べてみました。

 

Contents

ことの経緯

それではテント村設営から撤去へ至るまでを簡単に。

・2011年-9月11日-産業経済省の敷地内に、反原発の抗議活動に便乗する形で設置される。

・人は24時間常駐

・ビラ配りなどの抗議活動の拠点としても利用される

・民主党政権下では要請というやんわりとした形で退去を求める

・2013年3月-政権交代後程なくして、国がグループの代表者2名を相手取りテントの撤去や1140万円の損害賠償を求めて裁判をおこす。

・1審では国側が勝つも、市民側は500万円を供託したため最高裁まで強制執行は行われないことに

・2016年7月-国勝訴。そして撤去へ。

以上になります。

 

代表者2人とは誰か?

2011年3月11日起きた東日本大震災からちょうど半年後にテントが設営された事になりますね。奇しくも9.11事件から10年目にあたります。

そんな経産省前テントひろばには二人の代表がいます。

渕上太郎さん(73歳) 渕上太郎(63年・学芸大闘争委員長)

http://www.soramori.net/より

 

正清太一さん(78歳) 九条改憲阻止の会会員 正清太一

http://www.labornetjp.org/より

渕上さんは学生運動もやっていたようで、つまりこの道50年以上のベテランになりますね。73歳というご高齢にもかかわらず滑舌も大変良く、エネルギッシュに演説されていました。以下の動画でその様子が確認できます。

 

お金はどこらから?

さて、ご高齢にもかかわらず常駐しているわけですが、お金はどこから入ってくるのでしょうか?

いろいろと調べてみたものの、確たる情報は皆無であり、そこをあえて推測だと前置きして言わせていただくとその活動資金は

年金

これではないでしょうか。

しかしながら学生運動をして国に反旗を翻すほどの人物が年金のお世話になっているとも考えにくいですが。

あるいは

カンパ

とか。

しかしそのへの資金源はタブーなのか、メディアなどでも目にしたことはなく、私が知るかぎりでは、唯一週刊文春上で飯島勲さんが「大体彼らの背景は把握している」といった趣旨の発言を目にした程度ですかね。

しかし供託金の現金500万円を用意出来た事を考えると、カンパや年金では説明がつかないのも事実。

その上今後約3800万円以上にのぼる損害賠償金をどうやって支払っていくのかも気になりますが、おそらく踏み倒すんじゃないですかね。

しかし日本中がオリンピックの日本勢の大活躍に夢中になっている時に、こっそりと撤去するあたりに国のしたかかさを感じます。

 

市民団体の正体とは?

ということで代表についてはわかりましたが、市民団体側のその他の組織やメンバーについてはよくわかりませんでした。

複数の小規模なグループが乗っかっているような情報もありますが、どうも統一された大規模な組織という事ではないようです。

渕上さんや正清さんのピュアな闘志に複数の筋が絡んでいるのかなと…

故に「市民団体」という事なのでしょうね。

という所で終わりにしたいと思います。

サウダージ鈴木

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