前澤友作前ZOZO社長が、潜水艦を購入するために社長を退任したのではないか?とフラシュが報じて物議を醸しています。
というのも、当の前澤氏が潜水艦購入なんて検討していないとツイッターで発言しているからです。
潜水艦の購入なんて検討してません!笑
借金2000億円もありません!笑一部メディア適当なこと書きすぎ😡
書く前にちゃんと調べるか、 ( info@starttoday.inc )にまずは連絡ください。こちら前澤個人の取材対応窓口です。もう逃げも隠れもしないし、答えられるものはすべてお答えしますので。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年9月17日
という事で今回はこの件に関して深読みをしていきたいと思います。
zozoがyahooの傘下へ
zozoのヤフーへの身売りが発表された日、株価は大きく上昇しました。

結果的には寄り天だったわけですが、その後も大きく値を崩さず、価格は堅調に推移しているようです。
前澤氏がzozoを手放そうとした理由
しかし何故前澤氏はzozoを手放そうとしたのか?
各メディアから様々な憶測が飛び出ていますが、ポジティブなものとしては
・社長業を引退して新しい人生を歩みたい
・月へ行きたい
・彼女とのんびりと過ごしたい
というものがあります(いずれも周囲に語っていた内容という事ですが…)
が、そんなところへ
・潜水艦を購入したい
とフラッシュが報じてきました。
「発端は、昨年6月。タイの少年たちが洞窟に閉じ込められる事件がありました。あのとき、前澤さんが尊敬する、テスラCEОのイーロン・マスク氏が、救出用に『ミニ潜水艦』を急遽開発したんです。これに刺激を受けた前澤さんは、潜水艦を注文。手付金も支払いました」(幹部社員)フラッシュより

つまり、テスラ社・スペースX社CEOのイーロン・マスク(Elon Reeve Musk)氏に感化され、「じゃあ、俺も」と思い立って潜水艦を購入しようとしたところが、お金が足りなくなって会社を手放した、と、そんなストーリーのようです。
イーロン・マスクの潜水艦
イーロン・マスクの潜水艦について少々。

2018年6月にタイの洞窟に子供たちが取り残され、それを見たマスク氏が急遽小型潜水艦を開発し、子供たちの救助に使ってくれと提供したところ、ダイバー側から拒否されたという経緯があります。
As this well-written article suggests, my words were spoken in anger after Mr. Unsworth said several untruths & suggested I engage in a sexual act with the mini-sub, which had been built as an act of kindness & according to specifications from the dive team leader.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月18日
その後マスク氏はこのダイバーを罵倒し、彼から訴訟を起こされている、というオチがあります。
このタイの事件の時にマスク氏が開発した潜水艦に感銘を受け、前澤氏は潜水艦の購入に踏み切ったという事ですが、こんな座薬のような不格好な潜水艦を見て潜水艦が欲しくなったというストーリー展開はかなり不自然でしょう。
おそらくは、前澤氏の事を心よく思っていなかった幹部が話を作り上げたのか、それともフラッシュが誇張したのかは分かりませんが、火のない所に煙は立たぬという事で、何かしらの裏事情はあったのかもしれません。
マスク氏が購入したサブマリンカー
という事でマスク氏繋がりで面白いネタを一つ。
彼は映画「007シリーズ・私を愛したスパイ」(1977年公開)で使用されたサブマリンカー(元はロータス・エスプリ)を

Tesla founder Elon Musk has bought the Lotus Esprit car from James Bond film The Spy Who Loved Me for £616,000.
https://www.caranddriver.com/news/a28004087/tesla-submarine-elon-musk/
前澤氏はご存知のとおり、大のスーパーカー好きなので、潜水艦購入計画というのは、ひょっとしてマスク氏から、このサブマリンカーを購入しようとしたのかも? こっちならアリと言えばアリですね。
信じるか信じないかはあなた次第ですが。
以上、前澤友作と潜水艦についてでした。