女優鈴木砂羽さんが主演・初演出を担当する舞台「結婚の条件」の初日が大好評だったようです。
脚本を担当している江頭美智留さんの13日のブログタイトルが「満員御礼!」という事だったので、一連の降板騒動の影響は殆どなかったようですね。
という事で、本日ついに当事者である鈴木砂羽さんがこの件について口を開き「土下座をさせたという事実は一切ありません」と、鳳美弥さんの主張を否定。
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さらに、先日各マスコミへ送付された江頭さんのFAXを読む限りでは、今回の土下座騒動の原因は、どうも鳳さん側の認識不足にあったような節が伺えました。
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長文ですが、以下がマスコミへ配布された江頭さんのコメントの全文です。
劇団ク口ックガールズ主宰の江頭美智留です。
劇団ク口ックガールズ・第15回本公演「結婚の条件」に出演予定でした鳳恵弥さん、牧野美千子さんが、降板ということになりました。
今回、キャスト二人の降板という事態を招いてしまったことは、すべて劇団主宰である私に責任があります。
演出・主演の鈴木砂羽さん、降板となったお二人はもちろん、キャスト、スタッフ、関係者の皆様にお詫び申し上げます。
今回の公演にあたり、鈴木砂羽さん、そして降板となってしまった鳳恵弥さん、牧野美千子さんは、私からオファーさせていただいた大切な出演者です。また、鈴木砂羽さんに演出していただくことも、私が望んだことです。
にも関わらず、このようなことになったのは、作品を作り上げる過程にあるアプ口ーチの差異をプ口デューサーとしてまとめられなかった私の力不足によるものです。
私のプ口デユーサーとしての至らなさの結果、鳳恵弥さん、牧野美千子さん所属事務所のしぃぼるとぷろだくしょん公式ホームページ、鳳恵弥さんの公式ブ口グにある鈴木砂羽さんの演出について、誤解を呼ぶ可能性のあるコメントを招いてしまいました。
ただ、鳳恵弥さんのブ口グに記載のある事柄については事実とは違いますので、訂正をさせていただきたいと思います。
鳳恵弥さんブ口グから抜粋
【江頭美智留先生に頭を下げさせている姿、余りにも常軌を逸していて、言葉がありませんでした】
【その姿に『私たちだけじゃなくてあちらにも』と他の共演者の方にも土下座をするように砂羽さんから促され、頭を下げました】
私は、決して、頭を下げさせられたわけではありません。
私のスケジュール確認のミスにより、二回目の通し稽古ができなくなったことが原因ですので、私が自ら、キャスト、ス夕ッフに謝罪しました。
私が謝罪したことで、お二人は私にお気遣いされたのでしょう。流れでお二人も謝罪されました。ただ、その際、通し稽古の後のダメ出しの時でしたので、キャスト全員が床に座った状態でした。鳳さんも正座されていました。その姿勢のまま、鳳さんが丁寧に頭を下げられたので、見た目が「土下座」という形になるのかもしれません。しかし、その場にいた私が断言できるのは、鈴木さんから土下座をするようにとは決して言っておりません。
また、報道にあります「罵声を浴びせた」という事実はまったくありませんので、その点につきましても、明確に否定させていただきます。
改めて、この度は私の至らなさで皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
本日小屋入りを迎えた劇団ク口ックガールズ・第15回本公演「結婚の条件」、鈴木砂羽座長のもと、良いものをお客様にお届けできますよう、ス夕ッフ・キャスト、一丸となって作り上げていきますので、よろしくお願いします。
劇団ク口ックガールズ主宰・江頭美智留
ここでキーポイントとなるが、
通し稽古の後のダメ出しの時でしたので、キャスト全員が床に座った状態でした。鳳さんも正座されていました。その姿勢のまま、鳳さんが丁寧に頭を下げられたので、見た目が「土下座」という形になるのかもしれません。しかし、その場にいた私が断言できるのは、鈴木さんから土下座をするようにとは決して言っておりません。
という箇所。
鳳恵弥さん側はあくまでも土下座と主張していますが、
その姿に『私たちだけじゃなくてあちらにも』と他の共演者の方にも土下座をするように砂羽さんから促され、頭を下げました 鳳恵弥のブログより
江頭さんの認識では、「床に座ったまま謝ったので、土下座ではない」という事になっています。
つまり、単に役者全員が床に座っていた状態で、牧野美千子らが頭を下げたので、それが土下座に見えただけ、というのが真相のようです。
ツイッターより
鳳恵弥さんも常日頃から鈴木さんの態度に頭に来ていたようで、彼女のブログにはこのような記述がありました。
他にも舞台なんてこんな感じと、稽古場外で自分の味方のキャストを増やすことに終始して、幾度も飲みに誘っては気に入らないキャストや江頭先生の悪口を吹き込んでいる姿
鳳恵弥のブログより
悪口を吹き込んでいるというのはあくまでも個人的な印象で、事実かどうかは分からないので、このような偏見が彼女から冷静さを奪ったと考えてもおかしくはないでしょう。
さらに、江頭さんのマネージャーによると、降板した二人は”江頭さんの熱狂的な信者”という事だったので、そんな江頭さんに脚本を書き換えさせた鈴木さんに対する憤りが根底にあり、おそらくそれが今回の騒動の原因だったのではないでしょうか。
ツイッターより
この件に関し、俳優の高橋克実さんはテレビ番組で
http://www.zakzak.co.jp/より
「パワハラとか書かれてますけど(演劇界では)普通ですから。」と暗に降板した二人の態度に疑問を呈していました。
しかし鳳恵弥さんの経歴を見ると2013年頃から頻繁に舞台で活躍されているので、
フェイスブックより「あなたに贈るx(キス)」
高橋克実さんのいうようなスパルタ、体育会系の指導法には馴れているはず、と考えると、やはり鈴木さんの専横的な振る舞いがあった可能性は高そうではあります。
個人的にはいくらそのようなスパルタ式の指導法(有名なところでは蜷川幸雄氏のような)が演劇業界で慣例化しているとはいえ、鳳恵弥さんが認識したような謝罪強要が許されてよいとは思いません。
しかもいまはネット上でそのようないわゆる「粋な慣習」というものの可否が、単純に社会常識という尺度で図られてしまう時代なので、そこに業界の常識を持ち出してもしょうがないような気もするし、しかも今回は土下座という、演技とは関係のないところでの騒動という事情もあるので、単純に業界の常識を持ち出して解決する話ではないのではないでしょうか。
だからといって、舞台直前になって降板してしまったという落ち度が鳳恵弥さん牧野美千子さん側にあるという事実は否めないでしょう。
しかし以外だったのはこの騒動が私の予想以上にワイドショーを賑わせているという点。
裏にはどうも…、という陰謀論は論じませんが、結局は鈴木さんの演出を認めていない鳳さんの妬みがこのような形で噴出したのではないのかな?とは思いました。
以上土下座の件についてでした。
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