その年齢に似合わないベビーフェイスや、程よい感じの豊満なボディーで視聴者を魅了するキャスターの伊藤聡子さんがトレンド入りしていたので理由を調べたところ…
「米韓軍事演習を控えるべきだった」という主旨の発言をしてネット上で叩かれていました。
いつもの事といえばいつものことですが、あまりにも叩かれようが酷かったので逆に興味が湧いてきました。
スポンサードリンク
という訳で、その経緯やネット上の反応をまとめました。
Contents
http://rs-revenge.info/より
名前 伊藤聡子
生年月日 1967年7月3日 50歳(2017年8月現在)
出身地 新潟県糸魚川市
血液型 A型
事務所 三桂(会長 関口宏)
問題の発言は、毎週土曜日の8時から放送されている辛坊治郎さんが司会を務める「ウェークアップ!ぷらす」というワイドショー内で起こったようです。
誠にもって恐縮ですが、私は当該番組を見ていなかったので情報は全てツイッター頼りという事を予めご了承下さい。
それによると、21日に行われた米韓軍事演習に対し、伊藤聡子さんは
「何故中止にできなかったのか」
「演習は遅らせるか止めるべき」
といった主旨の発言をしていたようです。
それに対する反応はこちら。
彼女の発言はすぐさま他のゲストから否定されていたようではありますが。
何故伊藤さんはこのような発言をしたのでしょうか。
一つの理由として考えられるのは、日本人は話し合い、そして謙虚を美とする文化があるので、相手が怒っているのだから何も刺激する必要はない、との思いが発言の根底にあったのではないでしょうか。
それに加え、日本の敗戦による国民全体の自尊心の崩壊及び、GHQの思想統制の影響などによる軍隊嫌悪(おそらくは穢れ思想に基づいた桓武天皇による軍隊廃止という歴史的経緯もあるでしょうが)等が絡み合い、一部の人々は未だにそのマインドコントロールや文化的な刷り込みを自覚できないままに、無意識のうちに危機を回避するために、「軍事行動に対しては話し合いを」を優先にした発言が、テレビや新聞等ではいまだにまかり通っている、という状況があり、伊藤聡子さんの今回の発言は、単にそれらに即したものだったのかもしれません。
さらに、いくら理(正論)で説こうとも、放送倫理的には偏った報道はマズイですし、政治にあまり関心がない、ニュース報道に対して直情径行的な反応をする一般的な人々を代弁する、という役割も、ひょっとしたら担っているのかもしれませんね。
そのような意味ではテレビ局側からすればむしろ伊藤さんの発言は全然問題なく、想定の範囲内でもあるわけです。
さらに視聴者の感情を刺激し、こうしてネット上で話題になる事によって番組の知名度もあがり、スポンサーも満足、という、結局はマスコミ王道的な手法だったのかもしれません。
という事を計算に入れ、あえて以上のような(ある意味一般的)な発言をしたとも考えられますが、そこまでの頭のキレのよさがが彼女にあるのかどうかは不明です。
私的には、ある程度の計算と、ある程度の本心がミックスした結果の発言だとは思いますが。
ただ、今年の米韓軍事演習に対し、北朝鮮がミサイルを乱射している事だし、今回はグアム沖を標的にしているので辞めたほうがよいのでは?という意見も、感情的にはわかります。
しかしそれは米朝対立(あるいは国際外交における駆け引き)における一連の煽り合いを、日本人はそのまま受けとってしまう、という、バカ正直なその心根にも問題がある事は否めないでしょう。
どう考えても核弾頭を2000発以上所持しているアメリカに北朝鮮がかなうわけがありません。日本のように何をされてもただ遺憾、遺憾とお題目のように遺憾を唱えている国とは違い、アメリカは大義があれば確実に反撃しますからね。
という事で毎年恒例となっている米韓軍事演習ですが、ここ三年の日程をみてみると
2015年 8月17-28日
2016年 8月22-9月2日
2017年 8月21日-
同じような時期に訓練をしています。
今年は北朝鮮のミサイル開発技術が進歩したこともあり、米韓軍事演習とたまたまミサイルの試射時期とが重なったために、北朝鮮も「今年はとりあえずコレを使ってみるか。」と言って国民の士気を上げる意味でも、グアム沖発射を利用しているにすぎないのかもしれないですが。
以上、伊藤聡子の発言についてでした。
※以下は蛇足です。
しかし何故北朝鮮はアメリカに向かって国際的に言ってありえない非常識な挑発をし続けるのか。
常識的に考えれば「狂っている」としか思えないですが、一連の北朝鮮の発言は実は主に国内へ向けての発言だと見れば合点がいくのではないでしょうか。
血縁関係者まで粛清し、独裁、暴走が止まらない金さんの行動は内部でもかなり反発をよんでいるとの見方もあり、クーデター未遂なども一部では報じられています。そのような状況を考えれば、常に外敵を作り、自身の保身を図る必要があるでしょう。
しかし日本をはじめ、それに巻き込まれている人々にとっては迷惑千万な行為ですが、お隣韓国の人々は「いつものこと」として、日本人よりは危機的意識は持っていないとも言われています。(軍人は別)
さらに、仮に北朝鮮が戦争により崩壊したとするなら、国内に潜んでいる工作員も一斉にインフラを破壊し、当然日本も無傷では済まなくなります。
そして数十万人とも言われる日本憎しの思想を刷り込まれた難民が日本へ押し寄せ、打撃を与えると考えれば、そのような状況を抑止するという意味においては伊藤さんの発言もあながち間違ってはいないような気もします。
本日26日には短距離ミサイルが3発が発射されましたが、いずれも失敗したという事でした。
軍事演習中に何かしらの行動に出るのではと言われていた中での失敗だけに、いろいろな思惑がありそうですが、さすがに中距離弾道ミサイルは撃てなかったようです。
これも文字通り失敗ととるか、それとも対内的に「とりあえず発射しておくか」という事だったのか。そのへんの判断は微妙ですが、私的にはアメリカを刺激せず、かつメンツを保つという意味で後者のような気がしました。
つまり想定の範囲内だったと。