2015年と2016年の2年に渡り、日本国内賞金ランキング1位を獲得したイ・ボミ選手ですが、今年に入ってからは1勝も出来ず。現時点での国内女子賞金ランキングは20位と、今までの成績と比べれば超絶不調。一部では燃え尽き症候群では?とも言われていますが…という事で勝てない理由を探ってみました。
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12歳(2000年頃)の時にゴルフを始め、2007年にプロ入りを果たします。2010年には韓国にて賞金女王に輝き、翌年から日本のツアーへ参加。2015年、2016年と2年連続日本国内において賞金ランキング1位を獲得します。現在神戸在住で日本語もペラペラ。
昨年は絶好調だったイ選手ですが、今年は3月に行われたダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで3位を獲得したのを最後に、以後成績はだだ下がり。現在では賞金ランキング20位まで後退しています。
http://www.alba.co.jp/より
昨年の成績はご覧の通り。
雲泥の差です。
本日発売された写真週刊誌フライデーは、韓国のゴルフ事情に詳しいジャーナリストの証言として、彼女の不調の理由を「燃え尽き症候群によるものではないか?」と指摘。具体的には、昨年はオリンピック出場という明確な目標があったのですが、今年はそのような目標もない、という事でモチベーションが大幅ダウン。
しかも韓国には30歳でプロを引退という不文律があるらしく、内心ではもうこれでいいや、なんて思っている可能性も大きいのではないでしょうか。さらに今年は同じ韓国出身のアン・シネというビジュアルクィーンの台頭(成績はイ・ボミには到底及びませんが)もあり、それに気圧されて、なんて事も多少は関係あるのかもしれませんね。
かと言って絶望的な程成績が悪いわけでもなく、あくまでも昨年の自身の成績と比べ、相対的に悪くなったに過ぎないので、ひょっとしたら本人は外野が思っているほど気に病んではいないのかも?いずれにせよ30歳まではまだ1年ちょっとあるので、最後の(?)底力を見たいところです。という事で、今年の後半から来年、或いは再来年の引退へ向けラストスパート、と考えると、それがモチベーションに繋がり、再度賞金女王の獲得、なんて事も大いにありえるかもしれませんね。
以上、イ・ボミ選手不調の理由についてでした。