トランプ政権下で国防長官に任命されたジェームズ・マティスさん(66歳)。
彼についたあだ名は「狂犬」。
過激な発言と数々の武勇伝を残しているがゆえにそのように呼ばれているんだとか。
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今回はそんなマティスさんのプロフィールや狂犬と呼ばれる所以を調べてみました。
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名前 ジェームズ・マティス(James Norman Mattis)
生年月日 1950年9月8日 66歳(2017年2月現在)
出身地 アメリカ合衆国ワシントン州プルマン
その他 独身
1972年-セントラル・ワシントン大学を卒業後、海兵隊の少尉に任官。
いわゆる制服組というやつですね。
そんな制服組上がりのマティス氏ですが、指揮官としても有名で、
2001年-911米同時多発テロの報復として発動された不朽の自由作戦で、第1海兵遠征旅団と、タスクフォース58号を指揮。
2004年-イラク戦争最大の激戦と言われたファルージャの戦いにおいて、第1海兵師団司令官として部隊を指揮し、名を馳せます。
その後アメリカ中央軍司令官等を務め、
2013年-海兵隊を退役。
2017年1月20日-国防長官へ就任します。
国防長官とは、日本でいうところ防衛大臣にあたるという事ですが、日本と違いこちらは実戦経験者が就任しています。
かといって、歴代の国防長官を見ると、必ずしも軍隊上がりの人物ばかりでもないようですが。
こちらは前国防長官のアシュトン・カーター氏
イェール大学卒で物理学と中世史を専攻し、その後はオクスフォード大学へ留学。理論物理学の博士号を取得したというインテリ。
そのような人物の後任なだけに、アレほどメディアで騒がれたのかもしれませんね。
因みに我が国の防衛大臣はご存知この方。
眼鏡が似合うナイスなおばさま。
その過激な発言から、戦う修道士(独身故)、荒くれもの、狂犬、等と呼ばれているマティス氏。日本のメディアはこぞって狂犬という言葉を使用しているようですが、そのあだ名の由来は、彼の度重なる過激な発言にあったようです。
「礼儀正しくあれ、プロらしくあれ、しかし会う人間すべてを殺すための計画を持て」「海兵隊は敗北という言葉のつづり方を知らない」
http://www.jiji.com/より
ヴェールをつけていないからと5年間も女性たちを殴りつけてきた連中がいる。男の風上にもおけない奴らでしょう?そういう人間を的にするのは死ぬほど愉快でしたね。実際、戦うというのはとにかく楽しいものです。いや、面白すぎるといってもいい。誰かを銃の的にするというのは楽しい。はっきり言えば、私は喧嘩が好きなんだな。wikiより
等といった発言をし、各方面への波紋を広げ、故に狂犬と呼ばれるようになったそうです。
しかしゴリ押し一辺倒でもなく、
トランプ次期米大統領が11月19日に面会した際、マティス氏は、テロ容疑者への「水責め」について「決して有効ではない。たばこやビールをもらえば、拷問よりももっとうまくやれる」と答え、トランプ氏は感銘を受けたという。http://www.jiji.com/より
と、知性的(?)な一面もみせています。おそらく実戦の経験から導き出された発言なのでしょうが、これはこれで深読みすればかなり危うい事をしてきた証左でもありますね。
過激な言動を繰り返すトランプ大統領にしてこの国防長官、という事で相性はとてもよさげですが、なまじ海兵隊の経験があるが故に、国防全体を統率するには逆にその経験が邪魔になるようにも思えます。そのへんを周りがどう調整していくのかが課題となりそうですね。
しかしそんな荒くれ者のイメージとは真逆に、とても兵士思いで、若い兵士が家族と一緒に過ごせるようにと、勤務を変わったという、そんなエピソードもあります。
さらに根っから戦争(戦略、戦術)が好きなようで、古代ローマ帝国からアメリカの先住民や侍、そしてあらゆる時代の戦史に関する書物を読み漁ったそうです。
そんな狂犬マティス氏が明日来日して稲田防衛大臣と会談するそうですが、独身だけに、ひょっとして彼女の美貌(ここは賛否が別れるとは思いますが)に、コロっとやられて…
ハッ!
そこまで安倍首相は計算して…
とバカな事を考えていまいましたが、
相手は独身男性ですからセクシーなお召し物で会談に臨んだら、ひょっとしてひょっとするかもしれませんね。(まあ、マスコミから袋叩きにあうと思いますが。)
乞うご期待。