男女混合のダンスボーカルユニットAAA(トリプルエー)の伊藤千晃(いとうちあき・30)が40代の男性と結婚したと発表があったのは1月12日。
お相手は40代の実業家の一般男性、という事で名前が明かされていませんでしたが、先程素性が判明したようです。
という事で今回は伊藤千晃さんの旦那さんについて色々と調べてみました。
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伊藤千晃さんの結婚相手は、恵藤憲二(えとうけんじ)さん。
元吉本所属の芸人で、かつてはあの雨上決死隊の宮迫博之(みやさこひろゆき)さんともコンビを組んでいたそうです。
そんな彼がどうして一回り以上も離れた見目麗しい女性と結婚したのか?
とりあえずプロフィールを探ってみることに。
名前 恵藤憲二
年齢 49歳ぐらい?
1986年頃-おそらく高校卒業後、NSC(吉本総合芸能学院)へ入学。そこで出会った宮迫博之さんと「ぴいぷる」というコンビを結成。
その同じ時期、19歳でラーメン屋を立ち上げ、以後お笑いを目指す青年とラーメン店経営者という二つの顔を持つことになります。
元々商才があったのでしょうか、それともプラザ合意(1985年)前後というバブル前夜という時代の波に乗ったのか。
しかしそんな惠藤さんに転機が訪れます。
ある日親から「借金が1億円ある」と聞かされた惠藤さんは、「これではいかん!」と思ったのか、「吉本興業の売上に並ぶ」という壮大な目標を掲げて芸能活動を休止。
その時は同僚からかなりツッコミが入ったようですが、本人は真剣そのものだったそうです。
「(目標を口にした当初は)みんなからツッコミが入りましたけど、僕は真剣でした。おかげさまで次の決算では超える見込みですが、どんなことでも、自分がどうなりたいかという“高さ”の設定って大事だと思います」 SPA2006年
http://dwe121896.seesaa.net/article/407227097.html
「借金が1億円あった」「19歳でラーメン店を経営」「吉本興業の売上に並ぶ」という断片的な情報からは、おそらく親も会社を経営していた、或いはなんらかの商売に携わっていたと思われますが、詳しい情報は見当たりませんでした。
芸能界を引退した後にまず手を付けたの並行輸入と飲食、つまりキャバクラ経営をしていたようです。
おそらく地元から地道に店を拡げていったのでしょうが(一説には「レジャックス」というキャバクラからスタートしたとも)、最終的にINSOUという会社に育ったという事で、調べてみると…
INSOU西日本 1999年1月29日設立 資本金5千万円 社員数446人
INSOU東日本 2002年4月16日設立 資本金5千円 社員数200人
INSOUホールディングス株式会社 2007年9月設立 資本金1億円 社員数87人
とんでもない事になっていますね。
INSOUホールディングス株式会社の事業内容は、飲食ビジネスの総合企業として、店舗経営に関する支援業務を行っているようです。
因みにINSOU西日本の住所とINSOUホールディングス株式会社の住所は同一。さらにINSOUホールディングス株式会社の取締役会長の守安但さんは惠藤さんの高校の時からの友人だそうです。
2011年10月に全国施行された暴力団排除条例である。反社との関係を遮断しなければならなくなって、INSOUグループの切り離しを決断。2012年末、高校時代からの友人でグループを共に運営してきた守安但氏に売却した。
http://dwe121896.seesaa.net/article/407227097.html
奇しくも2011年には島田紳助さんが暴力団関係者との交際があったとして引退をしています。つまり機を見るに敏、キャバクラからは手を引き、アパレルと芸能事務所に的を絞った、という事でなかなかのヤリ手のようです。
INSOUホールディングス株式会社会社の商品という項目に分不相応にポツネンと佇んでいるのが、こちらのミネラルウォーター涼音(すずね)。
新潟県南魚沼市長崎という場所から採取した水、つまりミネラルウォーターが主力製品との事ですが、
なんで水?
とクエッションマークがピコンと頭の上に立ち上がる事数秒。
おそらくコンサルタント業務をやるかたわら、同時にキャバクラへこの水も卸しているのでしょうか?そうすれば一粒で二度美味しいですからね。さすが浪速の商人、といったところでしょうか。
2005年3月期には年商383億円を達成。(INSOUホールディングス株式会社設立前)
最終的には全国各地で100店舗程を経営。
以上がキャバクラ時代の概要になります。
キャバクラ経営も軌道に乗り、INSOU西日本と東日本という企業も立ち上げた3年後
2005年-マークスタイラーを設立。 資本金1億円 従業員数1273人
事業内容はオリジナルブランドの婦人服、服飾雑貨の企画開発、販売等。
キャバクラの店舗を経営する傍ら、同時にアパレル業界へ進出した背景には、10代の頃に早くも芽生えた煮えたぎる起業精神、そしてリスク回避との計算もあったようです。
これだけ大規模なキャバクラを経営しているからにはスカウトマンとの付き合い、反社会的勢力との綱引きなど、かなり怪しげな部分も抱えているでしょうし、同時に警察の裁量一発でやられる可能性もあるという、そんなリスクの高い商売。いわば泡物。
そこで保険としのてアパレル業界参入と、2007年に立ち上げた前述のINSOUホールディングス株式会社の存在があったのではないでしょうか。
INSOUホールディングスの顧問の欄には
顧問 菅沼 清高(元警察庁長官官房長・元関西電力顧問)
http://keizaijinclub.com/reikai/reikai_607.htmより
元警察庁ナンバー2の大物が鎮座。
因みに菅沼さんは加藤プレジャーグループという会社の顧問にも就任しているようですが、この会社の社長が加藤友康さんという方。彼に関してはホテルの買収をめぐる件で一騒動あったようですが、(記憶にある方もかなりいらっしゃるのでは?)ここでは触れません。
つまり万事手抜かりなし、という訳です。
マークスタイラーの他にETOAM(エトーム)という芸能事務所も立ち上げていたようで、その傘下には
ウィズミック株式会社 2002年4月設立 従業員21名
(INSOU東日本の設立も2002年4月)
という事務所もあるんだとか。
所属芸能人を調べると…
有名なところでは
くみっきーことモデルの舟山久美子さんや
グラビアアイドルとしては
今野杏南 佐々木麻衣 武田玲奈 山口沙紀
等が所属しています。
そのスカウト諜報網を存分に活かし、キャバクラ経営と同時に一般の芸能事務所も立ち上げたと考えると辻褄が合いますね。
INSOUやマークスタイラーを始め、惠藤さんが関わってきた企業には現在は彼の名前は見当たりませんが、
「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」「ムルーア(MURUA)」「エモダ(EMODA)」などを展開するマークスタイラーの全株式を、創業者の恵藤憲二・前会長が代表を務めるエトームから、中国系投資ファンド、シティック・キャピタル・パートナーズ(CITIC Capital partners)が買収した。4月30日付。
https://www.wwdjapan.com/187521(2015年の記事)
つまり企業全て売却して現在は無職…もとい、投資家として活動をしているようです。
…
裏の世界にも表の世界にも顔が効くという、そんなフィクサー的存在のハートをできちゃった結婚で射止めた伊藤千晃さんですが、結婚の背景には何かもう一つ、裏というか決定的な要因があるような気もしますが、いずれ文春が…
と思ったのですが、
伊藤千晃さんと惠藤さんが出会ったのは数年前。
知人の紹介で出会ったとの事でした。
49歳(たぶん)と30歳が知人の紹介で出会うって、これはもう結婚を前提にしてとしか考えられませんが、数年前というと、アパレル会社を中国企業へ売却する少し前。
つまり惠藤さんが引退後の余生を考えて、「そろそろ腰を落ち着けようかな…」なんて思っていたと、これが結婚理由としては妥当なところではないでしょうかね。
キャバクラで一財産築いた人物だけに裏社会マニアや陰謀論者にとっては掘ればそれこそわんさかと出てくる宝の山のような気もしますが、(ちょっと気になるところでは先日世間を騒がせたAV事務所のマークスグループの設立が2007年10月と、マークスタイラー設立の2年後という件。もちろん陰謀論ですので何の関係もないとは思いますが…等々…)きりがないし、私自身も時間がないのでこのへんにしておきます。
50歳を目前にしての早すぎる引退のような気もしますが、これに関しては実は私も思う所があるのですが、完全な脳内妄想なので、何かしらの関連材料が出れば持論を展開したいなとは思っています。
とりあえずは…
おめでとうございます!
末永くお幸せに^^