秋元康さんがプロデュースする新アイドルグループの名前が正式決定しました!
とは言っても今、日刊スポーツの記事を読んで知ったのですが、それによると
グループ名は「22/7」
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?????
一体彼は何を意図しているのか?
を探ってみました。
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秋元康氏が新グループ募集を告知したのが10月17日
次にプロデュースするのは、デジタルアイドル。数々のヒットアニメを輩出してきたアニプレックスと、乃木坂46・欅坂46が所属するソニー・ミュージックレコーズと組んで、2次元の新たなアイドルグループを立ち上げる。
この日、アニプレックスとソニーが組んで2次元のアイドル、つまりアニメのキャラクターの声優の募集を開始。
アニメのキャラクターは全部で8人。現在アニメ界で活躍する各々8人のクリエイターがそれぞれ1人のキャラデザインを担当するという事で、その中には田中将賀氏、(けいおん!)や堀口悠紀子氏等の名前がみられました。
一人が一人を担当するとなるとキャラの統一感が心配されますが、以前にトヨタ自動車がインポッシブルガールズというユニットを発表した前例があるので、おそらくはその手法を導入したのかもしれませんね。
では何故二次元のアイドルグループを結成しようとしたのか?
公式発表によると以下の通り。
「存在しないアイドル」
80年代のアイドルがイメージの中の偶像だとすれば、 ネットが普及した現代のアイドルは日常の中の実像に近い。
SNSで発信されるメッセージは、 言葉を選んではいるが本音が見え隠れする。
大人たちがプロテクトしようとしても、 リアルタイムで発信される情報は実物大の彼女たちそのものである。
露出する写真をマネージャーが選んだり修正する時間はない。
インスタグラム等で“ありのまま”の姿が拡散されるのだから、 もはや、 イメージ戦略など通用しない時代なのだ。
ならば、 フィクションのアイドルを作ろうと考えたのだが、 今回のプロジェクトである。 ”デジタルアイドル”というと、
CGなどの最新技術から発想される場合が多いが、 今回のプロジェクトはキャラクターやストーリーや楽曲作りから始まっている。
あくまでも、 「もし、 こういう女の子がアイドルを目指したら・・・」というアイデアがベースだ。 存在しないアイドルだからこそ、 究極の非日常を描くことができる。
こんなルックスの女の子がいたら?こんなことを言うアイドルがいたら?こんなスキャンダルを起こすアイドルがいたら?
素晴らしいキャラクターデザインの先生方と一緒にフィクションだからこそできる新しい時代のアイドルをプロデュースしようと思う。
簡単に言えば、今までの「現実世界の人間を偶像化する」という手法に限界を感じ(飽き)、ネット時代(情報が伝わるスピードが早い時代)にふさわしいアイドルの存在を考えた時に、0から全てを構築できる架空のキャラ、つまりアニメキャラが浮かび上ったと。この手法を使えば勝手に不祥事等で声優が炎上しても変えは効きますからね。おそらくはそこまで読んでいるでしょう。
ひょっとしてキャラをそのままに、○○ちゃんの2代目声優の○○がデビュー!なんて展開をも考えているのかもしれないですが、同一キャラで声優が変わるってファンからしてみればどうなんですかね?私はそこまでアニメを見ないのでなんとも言えませんが…
という話はさておき、
秋元氏のおっしゃる理屈は最もらしいのですが、要するにアイマスとかラブライブ等のブレイクを見てこれはいけると思っただけのような気がしますが、そのへんの意図を邪推するのは無粋なのでやめておきますね。
因みに応募資格は国内在住の15歳から25歳までの女性が対象という事でした。
そして先日の24日メンバーが決定。
1万325人の中から初期メンバーとして12人が選ばれたようです。
キャラ8人に対して12人とは何を意味するのでしょうか。
初めから脱落者を想定し、補充要因を含めたものなのでしょうか。
個人的には実験的に一人のキャラをそれぞれの人格に応じて複数人で演じる、二重人格キャラ、三重人格キャラなんかも面白いなとは、密かに思っているのですがね…
さて、
最大の謎である「22/7」という実に入力しにくい
グループ名の由来なのですが、意味は
22割る7
という事らしいです。
つまり、
割り算によってはじき出された答えは、円周率に近い数字3.14285714286。
円周率は3.14159265359…
関係者によると「割り切れない」点で、神秘性を表したという。秋元氏は「0から1を生み出す時、そこにないものや、まだ見えないものを信じる力が必要である。22/7は、想像の象徴だ。どんな意味を持っているのだろう? 答えは、未来にある」と説明した。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1756334.html
円周率そのものを意識したのではなく、割り切れない神秘性の象徴として円周率をモチーフにしただけのようですが、私が気になったのは「答えは、未来にある」という点。
未来とはひょっとして五輪?
つまり東京オリンピック?
秋元康氏と言えば東京五輪の組織委員会の理事に選出されていますが、この事実を踏まえ、一部ネットからは「開会式へAKBが?」なんて声が上がっていました。
賛否両論ありましたが、決してありえない話ではないですね。組織委員会には同時にエグザイルのHIROさんも選ばれているので、この2つのグループによる演出の可能性さえ、ひょっとしたらひょっとして?という感じです。
因みにこの人選には森喜朗元首相の力が大きく働いていたと言われています。
「EXILEを使おうというアイディアはぼくが出した。それからAKB48をプロデュースしている秋元康さんや王貞治さんら、色んな人をメンバーに入れて国民すべてが参加する評議会にしたんです」(「日本政治のウラのウラ」講談社・2013年)
という事で、この新グループも実は五輪へ向けて結成されたのかとも思われる節がなくもない、そんな気がしています。
二次元から三次元へ進出した例としては初音ミクなんかがありますが、AKBと比べれば、どちらかといえば世界に通用するような気もする、つまり彼のグループ結成の意図が五輪の大会式への出場のためだとすれば、初音ミクのモデルをも取り入れようとしているのかもしれませんね。
以上の事から推測される新グループ結成の理由は以下のとおり。
オリンピックの大会式へむけ、日本の革新的技術との融合を図り三次元化するための素材として考案されたのが22/7。
その際に声優がラブライブ等のように全面的に表に出てくるのかどうかはわかりませんが、オリンピックの大会式という場を考えた場合、一応は国内的なレベルでの人気にとどまらず、多少なりとも初音ミクのような海外へ対するインパクとが必要になりますが、そこへどのようにアプローチしていくかが見もの。結構な難題だとは思いますが、反面一連の不祥事で現在電通が死に体という状況を考えると、かなり大胆な試みができるような気もしますが。
因みに2020年の東京オリンピックの開会式が7月24日。
対してグループ名が22/7。
惜しい。
以上秋元康氏の新グループについてでした。