今年で72歳を迎えるというシンガーソングライターの加藤登紀子さん。
今なお生き生きとした笑顔で元気のご様子。
しかしそんな彼女には学生運動の過去が!
sponsoredlink
といってもご存知の方も多いと思いますが、
ウィキペディアをみると見事にその辺の経歴には
触れられていませんね。
という事で彼女の旦那やその思想的背景を調べてみました。
Contents
生年月日 1943年12月27歳 72歳 (2016年11月現在)
出身地 満州ハルビン
学歴 東京大学文学部卒
職業 歌手
戦時中、中国の北東部の満州国(当時)に生まれます。
終戦後は京都へ引き上げてきてそこで育ち、
1965年-東京大学在学中に第二回アマチュアシャンソンコンクールに優勝して
歌手デビューをします。
その後は誰も誰も知らないで歌手デビューし、
赤い風船では第八回日本レコード大賞に輝きます。
アマゾンより
これにて順調な滑り出しを見せた加藤さんですが…
旦那は藤本敏夫さん。(1944年-2002年)
彼は当時同志社大学の学生であり、反帝学連という左翼団体の
委員長を務めていました。
そんな彼からコンサートの依頼を受けた事がきっかけとなり、
交際するようになったようです。
しかし当初は自分の歌を政治的目的に使用される事を嫌い、
その依頼を断っていたようなので、はじめから確固たる
政治的な信条があったという訳でもないようですね。
1972年4月-藤本さんは学生運動に伴う公務執行妨害等で逮捕され、
中野刑務所へ収監されます。
同年5月-加藤登紀子と藤本敏夫は結婚。
同年12月-長女亜美さん誕生。
逆算すると藤本さんが刑務所へ入る前に既に加藤さんは妊娠しており、
妊娠が発覚したのが、おそらく刑務所へ収監された後間もなく
という事なのでしょう。
つまりはできちゃった結婚。
その後
1975年-次女八恵さん誕生
http://mint-laboratory.com/より
彼女はyaeとして現在は歌手として活動しています。
週刊朝日では以下のような発言をして物議を醸しました。
日本という言葉を発するとき、たえず嫌悪の匂いが私の中に生まれ、
その言葉から逃れたい衝動にかられる。
それは・・・現実世界のあらゆるところに顔を出しているいやらしさであるウィキペディアより週刊朝日からの引用として
この言葉だけ見ると左翼活動家というよりは単なる日本嫌い。
しかし、日本嫌いがこの国における左翼思想を好む人々の特徴の
1つではあるので、そのような意味に置いては左翼なのでしょう。
しかし本人は運動家ではないと明言しています。
一体どっちなんだ?
日本というのは海に囲まれているということだけではなくて、言葉という国境があるんですね。日本人のアーティストで外国で活躍した人はたくさんいるけど、まだうたうということで、その壁を越えた人がいないというふうに私は感じて、そしてほんとうの願いは日本語のポピュラー・ソングをポピュラーにしたい。そのきっかけが作れればいいなと思っています
ウィキペディアより
この言葉からはどうも彼女は単純に日本が嫌いというわけでもなく、
政治的な意味においてのみ日本が嫌いなだけという事なのでしょう。
当初自分の歌が学生運動に利用されるのを嫌ったという過去もあるので、
おそらく藤本さんに感化されて次第に左翼よりの発言をしたと。
そして愛する彼の意思を後世へ伝えるという事で次第に発言も過激化していった、
そんなような気がしますね。
と、思いきや、現在は辺野古での抗議活動にも参加しているようで。。。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-179993.html
やはり、左翼という言葉は抜きにしても、活動家なんじゃないですかね。
自分で書いてて言うのもなんですが、今時右だ左だと言うのもアレですが、
とりあえずわかりやすい表現として左翼というキーワードを利用させていただきました。
それなりに需要もあるようなので。
以上加藤登紀子さんと旦那についてでした。