読売ジャイアンツ所属の鈴木尚広選手が今季限りでの引退を表明しました。
お疲れ様でした。
という事で理由を探っていきたいと思います。
sponsoredlink
Contents
http://www.hochi.co.jp/より
生年月日 1978年4月27日 38歳(2016年10月現在)
出身地 福島県相馬市
身長 180cm
年俸 6000万円
初出場 2002年4月2日
プロ入り 1996年
代走での通算盗塁数の日本記録保持者にして、通算228盗塁。
盗塁成功率が200盗塁以上の選手で歴代トップ。
その足の速さで観客を大いに沸かせてくれた鈴木選手。
今年度の年俸も6000万円という事なので、
引退するにはちょっと早いのでは?
なんて声も一部からは聞こえてきていますね。
ここ3年の成績を見てみると
盗塁数が
2014年 11
2015年 10
2016年 10
打率は3割前後
と、安定しています。
盗塁数に関してはセリーグでは13位。
つまり成績から見れば引退する理由は見つからず。
ましてや昨年の野球賭博では大いに揺れたチームだけに
足で客を呼べる彼を球団側が解雇するはずもないし…
スポーツ報知で自らの胸の内を吐露する鈴木選手。
「体力、技術だけでは成功しない。準備して心も鍛えないと、“ここぞ”では力を発揮できない」スポーツ報知より
と、メンタル面での衰えを示唆している風にもとれる発言をしています。
先日のクライマックス戦、代走での牽制死が引退理由では?
と思った方もいらっしゃるでしょうが…
「このプレーで、というのはないし、いつ決断した、というわけではない。技術、体力は衰えているとは思わないけど、心の部分で引っかかるようになった。続けるのは簡単だった。辞める、という決断が一番、難しかった」スポーツ報知
多少その影響はあるにせよ、それが決定的な要因ではないようです。
1999年頃-奥さんと飲み会で知り合い、
2003年12月24日-入籍。
2004年-長男誕生
その翌年から
「泣き声がうるさい」
と言って家に帰らなくなったとか。
その後も野球好きに育った長男の試合も
見に行かない、更には奥さんとの仲も疎遠に
なってきたという事で
2013年-離婚協議が始まります。
2013年暮-長男を連れ出して実家に帰りたい
という尚宏さんと奥さんは揉め、警察沙汰に発展。
2014年10月-別居状態になり、更に生活費でも揉めて
奥さんは暴行事件として被害届を出します。
ここで具体的にどのような事があったのかはわかりませんが、
後に尚宏さんの弁護士は
「主な原因が結婚当初からのDVにあると(A子さんが)主張しているとの認識はありません。また、(A子さんが)暴行で告訴した事実はあるようですが、不起訴処分によって事件は終結しております」http://www.news-postseven.com/より
と答えています。
2015年3月-離婚調停に入るが慰謝料と財産分与の点で協議は難航。
2016年1月29日の週刊ポストの報道を最後にこの件に関しては
情報が見当たらないので、その後の経緯は不明。
以上になりますが、調停から1年以上経っている事だし、
なんらかの形での決着がついての引退、という事も
考えられないこともないですが、これは個人的な憶測でしかありません。
その他にも
・20年という節目を迎えた
・敬愛する高橋由伸さんが2015年に引退した
などの理由もあるでしょう。
それらの要因が渾然一体となって彼に引退を決意させたと
こんな感じでしょうか。
つまりは本人にもこれといった決定打があっての引退では
ないんじゃないですかね。
本日午後から引退記者会見を開くという事ですが、
そこでどのような事が語られるかに注目です。
もちろん、真の理由が語られない可能性はありますが、
「僕を見いだしてくれて、獲得してくれて。まさか20年も続けられるとは思わなかった。スカウトの方々、歴代の監督、コーチ、選手、そして球団の方々。感謝しても、しきれない。そして、グラウンドに立つと大歓声をくれた巨人ファンのみなさんには、力をいっぱいもらいました」
http://www.hochi.co.jp/より
との言葉は真実味があり、これだけでいいような気がしますね。
プライベートはプライベート、試合は試合。
という事で長い間お疲れ様でした。