カラオケのシダックスが大量閉店するらしいですね。
私は所沢のお店へ知り合いに連れて行ってもらった事があるのですが、
「駐車場が汚い割には店の中は広くて綺麗だなぁ」という印象を受けた記憶があります。
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気になって調べたら所沢店(正確には小手指)は閉店リスト入していなようですね。
というわけでシダックスについてあれこれ調べてみました。
Contents
社名 シダックス・コミュニティー株式会社
代表取締役 廣田武仁
設立 1993年8月9日
本社 東京都渋谷区神南1-12-13 渋谷シダックスビレッジ
本店 東京都調布市調布ケ丘3-6-3
事業内容 レストランカラオケ店舗の運営
それでは来歴を簡単に。
1960年-志田勤さんが富士食品工業という給食事業を運営する会社を設立。
その後そのルートをいかしてファミレス業へ参入
1991年-それまでに運営していたファミレスを改装してカラオケ事業へ参入
1993年-シダックス・コミュニティー株式会社を設立
当初はバブル崩壊と同時に訪れたカラオケブームにいち早く目をつけてかなり成功したようです。その後、
2001年-ジャスダック上場
給食・食堂運営受注大手。車両通行・施設管理の外注受託が第二の柱に成長。カラオケ店首位級。 会社四季報より
従業員
連結 8695名 単独429名(平均年齢42.2歳)平均年収538万円
シダックスにはカラオケ部門の他に、病院や社員食堂、自社ファミレスの食材配送等を手がけています。
2004年-300店舗達成。
という事で2007年の時点ではカラオケ事業がグループ全体の利益の大半を稼いでいたと言われています。
しかし、
現在ではその占める割合が2割ほどと、かなりの落ち込みを見せています。
2016年3月の時点で店舗数は269店舗。単純に考えれば12年で31店舗の減少。つまり1年あたり約3店舗弱のペースで閉店。これは人口減少による地方経済の緩やかな衰退の影響と考えれば、とりたてて不自然とも思えませんね。
しかし、
現在8月30日の時点では259店舗と、3月に較べて10店舗減。
そして明日31日は44店舗閉鎖で218店舗まで減少します。
ツイッターより
もちろんカラオケブームの終焉(といってもとっくにブームは終焉しており)や人口減少も関係あるのでしょうが、
「シダックスの問題は大型店が中心で、郊外に出店していたこと」
中略
「低価格のカラオケが台頭。収益管理を徹底しなければならないのに、冒頭の渋谷本店のように「どんぶり勘定で、暇な時間にも大勢のアルバイトがいた」(関係者)
http://toyokeizai.net/より
と、売上減の原因は、収益管理の不徹底さにあったようです。それが今回のような大量閉店を招いたと。
2013年には高級フィットネスへ参入し、シダックス・カルチャービレッジを立ち上げます。これを主導したのは創業者で現在シダックス株式会社代表取締役社長である志太勤一(しだきんいち)さん。創業者志田勤(しだつとむ)さんの息子さんです。勤と勤一。紛らわしいっすね。
こちらのフィットネス事業が堅調なのでカラオケ事業を縮小したのか、それともフィットネス事業がこけたのでその煽りをくってカラオケを縮小したのか、とも考えられますね。
四季報を詳しく調べればそれなりにわかるかもしれないですが、本筋から外れるので割愛させていただきます。興味のある方は調べてみると面白いものが出てくるかもしれませんよ。
たとえば、2013年にはベトナムの給食事業へ参入したと発表しているのでこのへんも関係あるのでしょうかね。
何はともあれ
カラオケ事業からの撤退はない。
との事。
果たして本当なのでしょうかね…
以上シダックスについてでした。
ヤフーより
ナイアガラっすね…