六角精児(ろっかくせいじ)さんといえばサラサラヘアーにメガという印象ですが、鉄道ファンという事もありタモリ倶楽部で度々目にした記憶があります。
それ以外だと水谷豊さん主演の「相棒」でもよく目にますね。
ぱっと見た感じは温厚そうなのですが、検索してみたところ自分でも公言するほどのクズっぷりとか。
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という事で俄然興味が湧いてきたのでちょいと調べてみることにしました。
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名前 | 六角精児(ろっかくせいじ)・本名 山地克明(やまじかつあき) |
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生年月日 | 1962年6月24日 53歳(2016年5月現在) |
出身 | 兵庫県 |
身長 | 173cm |
血液型 | O型 |
趣味 | 鉄道・パチンコ・競輪等ギャンブル関係・ギター |
マネージメントは舞プロモーションへ依頼しているという事ですが、ここは先日おなくなりになった演出家の蜷川幸雄さんや原田美枝子sん、筒井道隆さん等が所属しています。
数多くのドラマへ出演していますが、代表作といえばやはり水谷豊さん主演のドラマ「相棒」の鑑識官役(米沢守)ではないでしょうかね。最近では「不機嫌な果実」での不気味な役柄に注目が集まっていますね。
因みに精児という名前の精は、「精子」からとったんだとか。
他に精のつく名前の有名人は、ミュージシャンの山本精一さんや、エレクチオンで有名な(正確には小池一夫さんですが)漫画家の叶精作(かのうせいさく)さんなんかがいらっしゃいますね。
父は山地悠一郎(やまじゆういちろう)さんといい、歴史研究家。アマゾンで著作を調べたところ5冊見つかりました。そのいずれもが、南北朝時代に絡んだものでしたが、熊沢天皇という言葉が出てくるので、ある種の陰謀論に惹かれている人なのでしょう。よく言えば現代の皇室の系統に異議を唱えている存在とも言えますが、明治天皇挿げ替え説を唱えるような過激な陰謀論者ではないようです。
http://www.townnews.co.jp/より
1927年生まれの89歳。ご存命のようですね。
母はいわゆる教育ママ。そんな母親からはよい大学へすすみ大企業へ就職、そして勝ち組になりなさい等と叱咤激励されて育ったようです。さらに80点以上とらないと叱られ、点数が悪いと解答用紙を土に埋められたとか。
漫画に出てきそうな典型的な教育ママですね。^^;
神奈川県立厚木高等学校へ入学。すぐに退部できそうとの理由で演劇部へ入部するが、どういうわけか出演した舞台が演劇コンクールで全国大会まで進出します。
http://xn--lckza2ag3etb2b7bg2f3duf.com/より
それに味をしめたのか大学は日本大学芸術学部を受験するも不合格。
その後浪人して学習院大学へと進みます。大学でのトイレで皇太子殿下を目撃、さらに秋篠宮殿下とは法学の授業で一緒だったとか。
大学でも劇団へ所属。劇団に夢中になりそしてギャンブルへのめり込んでしまったために学業が疎かになってしまい、6年間在籍した後に退学します。
大学時代にはギャンブルにはまり相当な借金をかかえながらも元気でハチャメチャな学生生活をエンジョイしていたようです。しかし俳優になってからもギャンブル癖は治らず30代にして1000万円を超え、40代にしてようやく完済したという事でした。
ものすごく簡単に振り返った六角さんの人生ですが、異端のインテリ一家に生まれ、がんじがらめの家の教育方針へ反発してギャンブルに逃避したという安易な構図がみえますが、おそらくそのとうりなのでしょう。
しかし捨てる神あれば拾う神あり、ということで、女性にはモテていたようです。
六角精児さんは現在までに4度結婚しているので軽くその履歴を振り返ってみると…
・1度目
1983年-21歳で結婚。つまり学生結婚。相手は19歳の頃から付き合い始めていた女性という事です。ギャンブルにはまって借金まみれになっていた彼を支えていたといいますから、典型的な「だめんずうぉ~か~」なのでしょう。
しかし現実は甘くはなく、六角さんが地方巡業から帰宅すると家財道具と一緒に蒸発していたとのこと。
結婚期間は2年。
・2度目
1997年-35歳の時に再婚するも妻に好きな人が出来たと言われ離婚します。
以上の二人は研究生との情報があるのでおそらく劇団のメンバーだったのではないでしょうか。
・3度目
2003年-41歳で20歳年下の女性と結婚し、男児を儲けます。
が、
実はその奥さん、妊娠を理由に実家へと帰り、そのまま戻ってこなかったとか。理由はやはり借金だったのでしょうか。40代で完済とありますから、ひょっとしたらまだギャンブル癖や借金等が残っていたのでしょうか。
・4度目
2011年10月-2度目に結婚した元妻と再び結婚。
http://topicks.jp/より
ここにきてようやく安定期を迎えたようです。しかしながら、なかなか綺麗な方ですね。
単刀直入に言えば、ダメ男だから。
さらに劇団へ所属していた事もあり、人との接点も多いという事も上げられますね。そして自分のダメなところを憚ることなくさらけ出す、ここもポイントが高いのではないでしょうか。
私の友人にもダメ人間がいますが、彼曰く
「病気は治るけど性格は治らないからこのままでいいのだ」
となにやらよくわからないけど説得力がある言葉を発して、ダメだダメだと言いながらいつも笑顔(ここポイント)で人生を謳歌(?)しています。
それはさておき、あの壇蜜先生も「六角様に冷たくあしらわれたい」とアピールしているのを考えると、女性には無自覚的にダメな男に惹かれる、いわば歪んだ母性本能があるのではないかと思われます。それを六角さんはおそらく無意識的に感じ取り、反射的に対応している、ただそれだけのような気がしました。
さらに六角さんは自分から積極的に結婚しようとしたこともないようで、その焦りのなさ=余裕がまた女性を惹きつけてやまないのでしょう。
もう一つ大事なのは瞬間的な誠実さ。たとえ浮気をしようが(本人はしないと断言)目の前にいる女性に対し、その場限りと言われようが全力でその女性を愛し、信頼するひたむきさをストレートでアピールしたからこそ、女性もコロッといったのではないかと思いました。
想像してみてください、膨大な借金をかかえ、ギャンブル狂で黒眼鏡にサラサラストレートヘアーの色白小太りなダメ人間に真剣に口説かれてるところを。
「あ、こんなクズな彼にもこんなひたむきさ、誠実さがあったなんて…」
なんてイチコロですよ。
つまり彼のダメさ加減が実は瞬間的な誠実さを、その1000万倍以上も(相対的に)輝かせるという効果があるのです。
だからといってダメ一辺倒で部屋に引きこもって「じゃあ、俺も」なんて考えてもやはりダメだとは思いますが…
という訳で最後は持論が多くなってしまいましたが六角精児さんのダメさ加減とモテる秘訣についてでした。