こんにちは。
最近よくテレビで見かけるようになった佐藤栞里さんですが、彼女についての情報をネットで漁っているとよく見かけるキーワードに「可愛くない」というものがあります。
個人的にはもう目に馴染んでいるのでいまいちピンとこないのですが、頻繁に目にする言葉だけに気になってしまったので色々と調べてみました。
sponsored link
Contents
名前 | 佐藤栞里(さとうしおり) |
---|---|
生年月日 | 1990年7月27日 25歳(2016年3月現在) |
血液型 | A型 |
職業 | モデル |
身長 | 168cm |
出身 | 埼玉県 |
活動歴 | 2001年~ |
新潟生まれ埼玉育ちの佐藤栞里さんですが、2001年11歳の時にピチレモンというローティーン向けの雑誌のオーディションでグランプリを獲得し、以来同誌にて2006年まで専属モデルを務めます。つまり高校時代までをモデルとして活躍したと。
http://gnregister.com/より
こちらが当時の雑誌。向かって右上が佐藤さん。一目で彼女とわかりますね。
下の画像は髪を伸ばしてい時の写真
http://9rious.jp/より
http://geinou2.com/より
かなり印象が変わりますね。髪型もそうですが、特にピースサインをしている写真は瞬間を切り取ったものとはいえめちゃくちゃ可愛いじゃないですか。
その後2008年には雑誌「PINKY」のオーディションにて再度グランプリを獲得し専属モデルに。それ以降もnon-no等ファッション誌を中心に各所の媒体でその紙面を賑わせ、近年ではCMやバラエティ、アシスタントMCとして様々な方面から引っ張りダコの状態です。
以上の経歴を見ると人気は確かにあるようです。彼女を支える多くはおそらくモデル時代から彼女を注視して来た女性が中心と思われますが、それはモデル業という、いわば喋らなくてもルックスだけで勝負する世界での話。
つまり女性目線でかつ、モデルとしての佐藤栞里さんを見る場合は「可愛い」という評価が多いように思われます。簡単に言うとモデルイメージ先行型ですね。
つまり少なくともモデル時代においてはさほど可愛くないという声は多くなかったのではないでしょうか?もちろん私は過去の佐藤栞里さんについてはリアルタイムで見てきていないので推測になりますが。
それでは彼女が嫌われる理由をネット上から拾ってみましょう。
・喋りがあざとい
・テレビでよく見かけるが、そこまで可愛いとは思わない
・事務所のゴリ押しでは?
まとめると概ねこのような所でしょうか。おおまかに分けてルックスと仕草の2点ほどが嫌われる理由として見受けられました。
厳密に言うと可愛いの定義と美人の定義は違うのでしょうがここではそれは不問に付すとして、一般的な美の基準は、おそらく美の女神であるアフロディーテをモチーフにしたミロノヴィーナスあたりがその発祥でしょう。
http://sumiremainte.jugem.jp/より
こちらは紀元前100年頃の制作といいますから今からおよそ2100年前の美人さん。多少ふっくらとした感じはしますが、今の基準からみても十分美人さんですね。
乱暴な言い方をすればこれを基準にして、著しく顔のパーツの配置や比率やが乖離した状態を不美人と定義する事も可能と思われますが、これは机上の空論であり言葉遊びにすぎないという声も出てきそうですが、一応の目安としてはアリでしょう。
http://dailytaurus.co/より
ミロノヴィーナスと比べると佐藤さんは目が大きいですね。
今気づいたのですが、静止画としては可愛いけど、動く姿からはそれほど(比較的)可愛いという印象は受けない、
つまり、
モデルとして大人気を博していた佐藤さんはその実績やファンからの支持が広告代理店やテレビ局の目に止まりテレビ出演をしたのはよいが、その人気の下支えを知らない、一般の人から見れば
「どこが可愛いの?言うほどのものじゃ無いじゃん。なんで?もしかしたらゴリ押し?◯◯な理由で可愛くないのに。」
という声があがるのも十分理解できます。
昔からのファンにとってみれば、静止画から動画へ活躍の場を広げ一般層の目に触れることにより、その静止画からイメージ(過去からのファン)される姿と、実際にテレビで見せる仕草のギャップが露わになった結果、どれほどの比率かはわかりませんが、一部もしくは多数から「可愛くない」という声があがったと。
このような事なのでしょう。
確かにその大人びたルックスに反して若干無邪気さが強すぎるようにも思えますが、そこは好みというものであるので私がとやかく言う問題ではないでしょう。
モデル時代には相当苦心してるそうですが、その理由は他の可愛いモデルに対するコンプレックスだったようです。
さらに「可愛くて綺麗なモデルさんはそこにいてくれるだけで華やかだし、その人たちと同じことをやっても全然及ばない」と涙ながらに語る場面も。自分だけの魅力を4年間探し続け、2012年、21歳のときに「自分で扉を開けていかないと」と専属モデルを辞めるという決断をした佐藤。
中略
浮上のきっかけをつかんだ場所こそがハワイだといい、「みんなにこにこしてるからつられて笑っちゃう。すれ違っただけで笑いかけてくれたりする」とにっこり。「こうやって人と接したら、私も相手の方もうれしく思ってくれるんだなっていうのを教えてもらいました」と自然体でいることの大切さを改めて語った。
http://mdpr.jp/より
http://mdpr.jp/より
スラリと伸びた脚も魅力的ですがそれ以上に目立つのが笑顔。その裏には上記のようなハワイでの体験があったのです。まあ、概ね外国人(特に欧米人)はニコニコとするのがマナーですから仏頂面が基本の日本人と一概に比較できないとしても、はやり佐藤さんにとっては「笑顔がなにより」と思ったのでしょうね。
以後吹っ切れたようで、持ち前の明るさを存分に発揮して今の彼女があると。
なので、一見「あざとそう、作ってそう」に見えるキャラも実は自分の壁を破った結果、ある意味開き直った結果の自然のものなのでしょう。
可愛くないと自覚したが故に、その可愛さ以外で自分を表現していこうと思った結果、それが奏功しているのかもしれません。逆にそれが可愛いと受ける理由でもあるという摩訶不思議な状態。
また、その背景が理解出来ない人にとっては前述の通り、「なんでこんなにテレビに出てるの?」という声を上げたくなる理由も分かります。娯楽で見ているテレビ番組に出演している人についていちいち経歴なんて調べませんからね。1秒にも満たない印象で判断しているわけでありそれがその人にっとて全てなので一度不快と感じたらよほどの事がないかぎりその印象をずっとひきずったままでいるのでしょう。そんな事を考えるとテレビ出演者って大変だなとも思えてきますね。
以上佐藤栞里さんは可愛くない?という事について書き連ねてみました…と書いてて思ったのですが、ひょっとして私が想像するほど可愛くないとも世間からは言われてないのかな?とふとそんな思考が頭をかすめてしまいました…つまり過剰反応だと。
まあ、それはそれではよしとしましょう。
最後にこちらは今から約2万2千年前の美の理想像
ウィキペディアより
オーストラリアで発見されたヴィレンドルフのヴィーナスという彫像ですが、完全に顔は無視されていますね。(笑)
もっぱら豊穣のシンボルとしての女体が表現されており、今の時代から見れば「機能美だけを追求して女性蔑視だ!」と叫ばれてもおかしくないですね。
つまり時代が変わればその評価が変わるわけです。
永遠不滅で客観的な美の定義など無い、と最後は締めくくるとしましょう。