元プロ野球選手の父、郭源治投手の息子にして元ラグビー選手の佳久創(かくそう)さん。最近はテレビドラマでチラホラ見るようになり、知名度も徐々に上がってきました。
というわけで今回はそん佳久さんのプロフィールや現役引退後の経歴を見ていきたいと思います。
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佳久は父親である元プロ野球選手、中日ドラゴンズの郭源治投手です。その父の影響で小学校では野球をしていました。しかし中学校3年生の時に、顧問の先生にラグビーを勧められた事がきっかけでラグビーへ転向。その後高校3年生で7人制ラグビーの倒壊選抜に選ばれ、全国大会で準優勝するほどの選手となります。
大学は明治大学法学部へ進学し、ここでもラグビー選手として頭角を現しますが、2011年、試合中に左ひざ前十字靱帯を断裂するとい大怪我をしてしまいます。大学卒業後はトヨタ自動車ヴェルブリッツへ入団しますが、大学時代の怪我が祟り、わずか2年でラグビー選手を引退。
その後、お決まりの迷走を始めます。まずはアーティストイベントに「KAKU」名義で出演。しかし翌年の同イベントには漫才コンビ「ピグマリオンコウカ」として出演となります。これがきっかけとなり、このイベントをプロデュースした現在の所属事務所に準預かりとして入社。同社が運営する養成所に通い、預かりに昇格。
さらにはアニメの声優としてラグビーBとしてデビューを果たします。そしてこの後、佳久はいよいよ俳優業へ本格的に挑むことになります。当初、佳久は声優の仕事と同じようにモブ的な端役ばかりの出演でしたが、元ラグビー選手ということで、ラグビー関係の役が舞い込むようになったのです。
そして2018年にはあの人気ドラマ「今日から俺は‼」への出演が決定。佳久は第2話に登場し、道場破りに叩きのめされるチンピラ役という、重要な役どころを立派に演じ切ったのです。28歳にしてようやく俳優としての一歩を踏み出したというわけです。
出演時間は10秒程度でしたが、存在感ある演技が光った瞬間でした。
また2019年にはフジテレビ開局60周年特別企画で長澤まさみさん主演の「コンフィデンスマンJP 運勢編」へ出演。ボディーガード役という、これもまたドラマの鍵を握る大きな役に大抜擢されたのです。こうして佳久は俳優として着々とキャリアを積んでいくのです。
双子の兄に佳久耀さんという方がいらっしゃいますが、彼は社会人野球の「矢場とんブースターズ」へ入団するも、その後引退し、現在は「矢場とん」(みそカツ屋)の店員として働いているといった情報も見られますが、真偽のほどは不明です。
また姉と妹もいるそうですが、そちらのほうはほとんど情報はありませんでした。
ただ、父親が1997年に台湾の野球チームへ移籍したあと、娘が誘拐未遂にあったのでそれを機に家族を日本へ返したそうです。
佳久は趣味が筋トレということで、ラグビー選手引退後も筋骨隆々な身体を維持しています。
太い首と熱い胸板、パンパンに張った太ももと185㎝の身長という身体つきは俳優業をする上でかなり役柄が限られてきます。デカ過ぎる身体とそれを維持する筋トレは、結局のところデメリットのほうが大きいはずなのですが、さすがは佳久。これを辞める気はないようで、端役上等で今日も撮影所へと向かっているはずです。
ツイッターにはあまり活躍していないドラマの打ち上げや、舞台の合間の表情などが投稿されていました。
こういったツイッターを見た人たちの評価は、「ドラマを見て気になっていた人」というものが意外と多く見受けられ、やはり精悍な顔立ちとムキムキ身体が視聴者の印象に残っていたということでしょう。
ラグビー選手引退後の迷走状態を抜け出し、ようやく俳優として認められようとしている佳久。「預かり」から「準所属」への昇格も間近かも知れません。