姉妹で芸能人、そんな方々が珍しくありませんが、故松田優作さんの妻である松田美由紀さんのお姉さんは熊谷真実さんというのはご存知でしたか?女優として、タレントとしてテレビで見かけることが多い熊谷真実さん、実は相当昔に離婚を経験し、30年以上を経て再婚した経歴を持ちます。
今回は熊谷真実さんの離婚と再婚のお話をまとめました。
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作家ねじめ正一と顔なじみである熊谷真実さんは、1978年つかこうへいさんが構成・演出を務める舞台のオーディションに合格し、芸能界入りします。
その後、1979年に朝の連続テレビ小説「マー姉ちゃん」で主演に抜擢されると、同じくつかこうへいさんに抜擢された妹松田美由紀さんと一緒に女優として活動します。その後はコミカルな脇役、リアクションが大きいタレントとして認知されるなど、マルチな活躍が特徴です。
熊谷真実さんは1980年に、自分を抜擢してくれたつかこうへいさんと結婚します。個人的にはなんだかなーという感じですが、よくある話ではありますね。
出会いは先ほど紹介したオーディション。熊谷さんの一目ぼれで、彼女の猛烈なアタックで交際に発展。連続テレビ小説「マー姉ちゃん」の撮影で多忙になりながらも関係は継続し、ゴールイン。当時熊谷さんは20歳、つかさんは32歳でした。
しかし、わずか1年10か月後の1982年1月、つかさんは記者会見で離婚を発表し、前年の春から別居していたことを明らかにします。離婚会見の10日前、つかさんは映画でもおなじみの蒲田行進曲で直木賞を受賞していました。
監督はあの深作欣二で、相当切れのある演出をしているので興味がある方はチェックしてみてください。
しかし、受賞パーティーなどに熊谷さんの姿はなく、周囲は何かあったことを確信していたようで、離婚会見でも特段驚くような報道陣はいませんでした。
離婚の理由はささいな喧嘩としか語られませんでしたが、つかさんは熊谷さんに対し、もう二度と仕事をしたくない、会いたくないと宣言するなど、理由がはっきりしない上に絶縁宣言をする状況に、疑問に感じる人も少なくなかったようです。
離婚後30年以上独身を貫いた熊谷真実さんでしたが、2012年、18歳年下で書道家の中沢希水さんと再婚します。きっかけは中沢さんの書道教室に熊谷さんが生徒として参加していたこと。中沢さんが当時付き合っていた女性と別れたタイミングを待って食事に誘い、そこから交際に発展、再婚となりました。
結構な肉食系ですね。ひょっとしてつかこうへいさんと別れた理由もその辺にあるのかも?
再婚後熊谷さんは安心感から仕事に没頭してしまい、1年半以上も家を空けてしまったそうです。新婚早々長期間に家を空けるという神経はよくわかりませんが、熊谷さんにとってみれば女優という仕事柄、大勢の人と常に関わっているのでそれほど寂しさは感じなかったのでしょう。また、精神的にも「私結婚している」という安心感があったことによって、肝心の旦那の物理的存在は二の次になっていたのかもしれませんね。
一方、旦那は書道家とい自分と向き合う孤独な一人仕事なので、息抜きに家に帰ったはいいが誰もいないとなると、そりゃ寂しさで発狂してしまう、という気持ちは十二分に理解できます。
そんな旦那ですが、なんと、誕生日に泣きながら熊谷さんに離婚を切り出したそうです。こりゃ相当くるものがあったのでしょう。さすがに熊谷さんも猛省し、それ以来二人の仲はとても良好な状態だそうです。
因みに二人の間には子供はいません。
20歳に結婚するも21歳には離婚。それから30年の時を経て再婚するといった稀有な経験をしてきた熊谷さん。彼女のツイッターを覗いたところエゴサーチをしているようで、自分や旦那が褒められたコメントを一生懸命リツイートしていました。ドラマでみる性格そのまんまな、ストレートでとってもお茶目な性格のようです。
これでもうすぐ還暦とは…見えませんね。
人間何より元気が1番だと思い知らされました。これからもお幸せに。