「男女の間に友情はあり得るのか?」これはよく言われることではありますが、現実的にはなかなか難しいことでしょう。また、それが既婚者同士であればなおさらで、いくら友人関係だと言い張っても、周りからするとそうは映らないわけです。
さて、フリーアナウンサーの赤江珠緒さんが、漫才師の博多大吉さんと芝生での添い寝デートをフライデーにキャッチされました。もちろん2人は共に家庭がある身分。不倫とも取られかねないこの記事に、赤江はどうラジオで釈明したのでしょう。ネットでの反応も調べてみました。
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「スーパーモーニング」の司会を担当し、一躍全国区の人気アナになりました。その後、テレ朝を退社し、フリーに。現在はTBSラジオの「たまむすび」をメインとして活動しています。
福岡大学に在籍中に、現在の相方である博多華丸さんと出会い、漫才コンビを結成し、吉本興業福岡事務所の1期生となりました。2014年の「THE MANZAI」で優勝し、一気にブレークしました。
フライデーで報道された写真の内容ですが、2人がイタリアンレストランから出てきて、そのまま近くの公園でお花見デートをしたというものです。このとき、2人は芝生に寝転んで、まるで恋人同士のようだったということです。
さらに、この添い寝デートの数日前にも二人は西麻布で密会していたため、フライデーにマークされていたのでしょう。確かに写真を見る限り、とても親密な仲であるということは分かります。
これに対し、赤江は自身のラジオ番組で釈明しました。それによると…
赤江は結婚、そして産休を経てこのラジオ番組に復帰。家事と育児をこなしながら、ラジオ番組を続けることで、やはりパフォーマンスやクオリティに影響が出るのでは、と随分悩んでいたようです。そこへ、ピエール瀧被告の逮捕が重なり、番組をやっていく気力がなくなり、番組を終わることも考えたと言います。
それを聞いた大吉が、それなら相談に乗ってあげようと、食事に誘ったというのが、今回の添い寝デートの流れです。赤江は大吉や自身の主人、その他大勢の関係者やリスナーに迷惑をかけたと謝罪した上で、「わたしは芝生の上では誰とでも寝る女」と自虐ネタをぶちかまし、スタッフはスタッフで、番組の冒頭で流す曲に森田童子さんの『僕たちの失敗』を選曲。これに大吉は「やかましいわ」と得意のツッコミ。
2人のこの報道に、ネットでの反応は、当然厳しい意見もありますが、それは少数のようです。
ほとんどの意見は「ラジオからは2人の良い関係が伝わってくる。不倫は疑い過ぎ」「スタッフを含め、チームとしてすごくまとまっている」「故意に不倫報道へ持っていく報道の在り方が問題」といった2人を擁護するものです。
また、この不倫騒動を取りあげた報道番組のやり方にも非難が集中。わざわざ芝生と桜の木のセットをスタジオに持ち込み、当日の模様を再現、さらにCCDカメラまで持ち出し、2人の距離感を撮影するというワルノリ。こういったことに、この番組は20分以上という時間をかける始末で、これにネットでは「これが日本の報道番組って」「低俗過ぎる」との意見が相次ぎました。
フライデーに撮影されたのは赤江と大吉の2人でしたが、当日はもう一人参加する予定だったそうです。深刻な悩みを抱えた友人に、親身になって相談に乗るその友人。武者小路実篤さんの言葉に「仲よき事は美しき哉」というものがあります。異性であれ、友情は成立するものだと、今回の添い寝デートの件で知らされた感じがします。ただ、男女っていうのは一瞬でその友情が愛情になるものですから、そこだけはお気を付けください。