吉本興業所属のぼんちおさむの弟子、ぼんちきよしが、タイで泥酔のあげく暴行事件を起こしていたとか!
あのベテラン俳優の弟子だけに、ネットではてんやわんやの大騒ぎかと思いきや…
「ぼんちおさむに弟子がいたんだ?」「誰それ?」等と冷ややかな反応w
あまりの反応の薄さに私も記事にするのを一瞬躊躇してしまいましたが、ここは乗りかかった船、ぼんちきよしが何故タイへ行き、そして何故暴行事件を起こしてしまったのか?
調べてみました。
Contents
ツイッターより
名前 ぼんちきよし(本名・佐藤協相・さとうきよし)
生年月日 1976年2月29日
出身地 大阪府生野区
趣味 ラグビー・マッサージ
所属 吉本興業
1994年-ぼんちおさむに弟子入り
2000年–大木つばさと漫才コンビ「つばさ・きよし」を結成。(ツッコミ担当)
ぼんちきよしさんは一時タイに住んでいたそうですが、その理由は…
仕事のため
でした。
数年前に吉本興行は日本のエンタメをアジアに広めるべく「住みますアジア芸人」というプロジェクトの名のもとに、十数人の芸人をアジア各国へ派遣したのですが、きよしさんの赴任先はタイでした。
元々マッサージが得意だったきよしさんは、2010年にタイ式マッサージを取得するために1週間ほどタイに滞在した経験があるので、おそらくその関係もありタイへ飛ばされたのかもしれませんね。
という事で、とりあえずタイでの活躍を見てみようとyoutubeを検索したところ…
密かにチャンネルを開設していました。
つまり彼はれっきとしたユーチューバーでもあったわけです!
動画の初投稿が2015年7月なので、チャンネル開設日もおそらくそれぐらい。
チャンネル登録者数は130人と寂しいかぎりで、しかも再生回数も3桁と、ユーチューバーというよりは仕事の片手間に試しにアップロードしてみたというレベルのようです。
ケンドーコバヤシさんによると、当初きよしさんは風呂・水道なしの住まいだったそうですが、忍者の末裔と称して、忍者スタイルの衣装を来て飲食店等を回った所これが大ヒット。
その後多くのスポンサーがついてジム付きの高級マンションにまで住めるようになったそうです。
自身のチャンネルには、忍者での活動の様子が掲載されているのですが…
ベン山形とあっぱれコイズミという2人の芸人仲間と共に活動していたようです。
食事をする客の前で忍者姿で海老を釣るという、なんともいいようがない企画ですが、こちらは2015年の時の動画なので、ひょっとしてブレイク前だったのかもしれません。
そんなタイランドドリームを掴んだきよしさんですが、暴行を起こしたのは2017年7月9日。
その日の夜、バンコク市内のバーベキュー会場できよしさんの知人であるA氏(飲食店経営)が仲間とともに誕生日会を催していたのですが、深夜12時を過ぎた頃に泥酔状態のきよしさんが、A氏の客に連れられて登場します。
酔った勢いもあるのか、いきなり飲食店のスタッフに相撲を挑み「喧嘩しようか」と言い放ち、そのへんにあったビール瓶などを片っ端から地面に叩きつけはじめたそうです。相当荒れていたのか、1時間もの長きに渡りきよしさんは暴れに暴れまくったそうですが、きよしさんが投げつけたボトルの一つがA氏の足の甲に直撃してしまいます。週刊文春には足の甲が腫れ上がった画像が掲載されていますが、はたから見てもかなり痛そうなぐらい、こんもりと盛り上がっています。
その後数人の人達がなんとかきよしさんを落ち着かせたという事ですが、その際にきよしさんは顎を負傷してしまったそうで、後日A氏に対して治療費等を請求してきたそうです。
逆ギレというか、ちょっと解せませんね。
1時間も暴れていたというのはいくらなんでも大げさだと思いますが、では一体何故きよしさんは尋常じゃない暴れ方をしてしまったのか?
文春の記事を読んだ限りではどうも酒乱の気があるようにも思えました。
というのは、実は暴力沙汰はこれ1件のみではなく、これ以前にも暴力沙汰を起こしていたからです。
被害にあったのはタイでコンサルティング会社を経営しているB氏。
2016年1月、居酒屋で飲食をしていたB 氏の元へ酔っ払ったきよしさんが現れ、
「わしの事知らんのかい?」
などといきなり絡み、B氏の知人と言い合いになったところへB氏が仲裁に入ったとたん、平手とグーで3発も殴られたそうです。この件に関し後日B氏ときよしさんのマネージャーが話し合いの場を持ちますが、マネージャーはただ平謝りするだけだったので、B氏は「二度とお酒は飲ませない、それを破ったら吉本興業は契約を解除するという誓約書を書かせたら被害届は出さない」と約束して一応この件は収束したようですが、当の誓約書を見せてくれとのB氏からの問には「社内文書だから見せられない」の一点張りだとか。
という訳で、この件に関してはうやむやに終わってしまったようですが…
きよしさんのボトルが足の甲に直撃したA氏の元に、後日2通の請求書が届きます。
内容は、A氏の仲間ときよしさんがもみ合った際にきよしさんが顎に負傷したとして、その慰謝料・給料保証を請求するものだったそうです。
当の暴行騒ぎは(A氏の証言によると)、一方的にきよしさんのほうから仕掛けてきたにもかかわらずのこの対応にはちょっと納得できませんが、しかし一方で何故きよしさんが、A氏及びB氏へ絡んでいったのか、その動機が気になりますが…
今回の報道で最も不可解な点である、ぼんちきよしがA氏、B氏両名(おそらく日本人)に絡んだ動機については一切語られていません。
その理由は何かと考えてみたのですが…
以下憶測ですが
ひょっとしてぼんちきよしはタイ在住の日本人の間で嫌われていたのではなかろうかと。
「あいつ面白くもなんともない芸のくせに儲かっている」「日本人の恥さらしだ」
などといった風評がいつしか日本人コミュニティの間で広がり、それを聞きつけたぼんちきよしがいきなり日本人に絡んだ、という展開は大いにありうるでしょう。
もしくは単なる酒乱だったとか。
彼が暴れた理由は、当の吉本興業が沈黙を守っているのでわかるはずもないですが…
そんな不祥事が続いたせいか、きよしさんは2017年8月「住みますアジア芸人」をやめ、今は大阪で暮らしているそうです。
タイへの移住から帰国までを時系列で並べると以下の通り。
2015年-ユーチューブのチャンネルを開設 タイでの活動開始。
2016年1月-B氏に絡む
2017年7月9日-A氏を負傷させる。(同時に自身も負傷)
2017年8月-「住みますアジア芸人」を卒業
その後帰国。
現在はA氏の仲間から暴力を振るわれ怪我をしたとして日本の警察に被害届けを出しているそうです。
ツイッターを覗くと…2017年5月を最後に2017年12月まで更新がありません。
「今日から~」と題したブログ記事も現在は削除されています。
12月から心機一転再出発を試みようとした所、思わぬ横槍が入った(文春へ暴力の件が掲載されるという情報が入った)のかも?
元々あまり知名度がなかった彼だけに、今回の報道は完全にネガティブなものでもないような気もしますが…
以上、ぼんちきよしの暴力事件についてでした。