2018年3月4日に東京で行われる「パラ駅伝 in TOKYO 2018」のスペシャルサポーター、に、元SMAPの、稲垣、草なぎ、香取の三人が就任して話題になっています。
パラサポとは、東京パラリンピックの成功・振興を目的として2年前に立ち上げられた組織「日本財団パラリンピックサポートセンター」の略ですが、
実は2年前、1度スマップのメンバーとして3人は、パラサポの応援隊へ就任していたという経緯があります。
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しかし、スマップ解散と共に応援隊も解散。
暫くパラサポ応援隊は空席のままだったのですが、今回そのパラサポへ3人が復帰。
が、ギャラは当初と比べて半額になったとか。
一体裏側でどのような動きがあったのか?
その経緯をまとめてみました。
Contents
今回草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3人がパラサポの応援隊、つまりパラリンピックサポーターに就任した事により、今後パラリンピック関連のイベントという大仕事が定期的に舞い込む事になります。
http://www.asahi.com/articles/ASKCH7RXGKCHUTIL05M.html
元の事務所からの圧力が強く、在京キー局が彼らの起用を渋っているとも言われている中、パラサポ応援隊への就任は地上波復帰への大きな足がかりになりそうです。
この仕事を取ってきたのはもちろん辣腕マネージャーにして株式会社CULEN(カレン)代表の飯島女史。
とは言っても、日本財団パラリンピックサポートセンターが立ち上がった2015年に仕事を取ってきたのも彼女だったわけで、
つまりは、前回の彼女の働きかけがあればこその今回の復帰劇だったのでしょう。
https://ameblo.jp/luvluvhirorin818/より
日本財団パラリンピックサポートセンターの本来の目的は、パラリンピックという競技を通じて身体障害者等のあり方を世に問うというものであり、その応援隊になるという事は、いわば一種の名誉職とも言われているそうです。
しかし2015年当時、スマップの起用に関して交渉に当たった飯島女史はギャラ交渉に関し強気の姿勢で、同財団内部からは
「一種の名誉職なのに」
といった、半ば不満とも取れる声も上がっていたとか。
おそらくは通常のギャラ、或いは財団が想定していた以上の額で交渉がまとまったのでしょうか。
しかし今回、元所属事務所からの影響が冷めやらないという逆境を考慮してか、或いはメンバーが3人に減ったという事情もあるのか、飯島女史は
「額は半分、でもSNSも多用して露出は数倍になります」
と、お得感をアピールし、その甲斐あってか無事3人はパラサポ応援隊への復帰を果たしたという訳でした。
少々寄り道を。
日本財団パラリンピックサポートセンターの母体、公益財団法人日本財団の元の名称は財団法人日本船舶振興。
つまり同団体は元をたどれば右翼の大物にして国際共勝連合名誉会長笹川良一氏によって設立されたという経緯があります。何ら含むところはないですよ、一応。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1942/sskw/より
そして、その笹川良一氏の三男が同財団の会長を努める笹川陽平氏です。写真真ん中の水色のジャケットを着たのが笹川氏。
これは8月23日の同氏のブログへ掲載された食事会の時の画像ですが、安倍現役総理に小泉、麻生、森元総理と、囲っているのが物凄いメンツですね。
ツイッターより
陰謀論者にとってはたまらない1枚であり、私もいろいろ書きたくてムズムズしてきたのですが、本筋から大幅にそれるので今回は控えさせていただきたいと思います。
個人的に3人のパラサポ復帰はかなりのビックニュースだと思っていましたが、テレビ報道などを見る限りでは話題性はイマイチ。
ひょっとしたら未だに元の事務所への配慮というか、忖度があるのかもしれませんね。
しかしこの黙殺状態がいつまで続くのか。
というわけで、
形勢不利、脱退組3人の地上波復帰は絶望的か?
とも思ったのですが、実はそうでもないようで。
6月30日とある人物がフジテレビを退職します。
名前は笹川正平。
上述した公益財団法人日本財団会長の笹川陽平氏の息子、つまり笹川良一氏からみれば孫にあたる人物。
彼はSMAPxSMAPのプロデューサーだったという事ですが、フジテレビ退職前の6月中には港区麻布台に新会社株式会社SHOWBEEZを設立しています。
I loveフジテレビ同期 forever ❤️
笹川 正平さんの投稿 2017年7月17日(月)
近くには東京タワーやフリーメーソン東京ロッジ、ポニーキャニオンの入ったノアビル等がありますね。
文春の情報によると、同会社はネットでのPR活動、コンサルティング及びエンタメ系コンテンツの製作などを目的に設立されたそうですが、離脱三人組によるアベマTVでの生放送にも彼が大きく関わっていたそうです。
さらに、
ラオックス関係者が株式会社CULEN(カレン)を設立した同日、大手芸能事務所ケイダッシュの元専務松尾浩介氏がマネジメント会社を設立しています。
2011年-スマップ北京公演
2012年頃?-松尾浩介氏、田辺エージェンシーを退社
2016年2月4日-飯島女史ジャニーズ事務所を退社 同日、松尾浩介氏が「B」というマネジメント会社設立
2016年7月-ラオックスの関係者が「C」という会社を設立
2016年12月21日-「C」の取締役に飯島女史が就任。
以上の経緯から、飯島氏の背後には
ラオックス・笹川一族・サイバーエージェント(アベマTV)・ケイダッシュ
という錚々たるメンツが控えている事になります。(関与の度合いは度外視するとして)
因みに以下はサイバーエージェントの株価ですが、10月末にレンジブレイクしてからはうなぎのぼりですね。
個人的にもかなり期待しています。
飯島女史の裏にそのような巨大勢力が控えているにもかかわらず、これまでの実績を背景にジャニーズ事務所の副社長メリー喜多川氏は「そんなの関係ないわよ」との強気の発言をしています。
「笹川正平氏はテレビマン時代にフジの『SMAP×SMAP』を担当し、その縁で飯島氏をバックアップしている。ジャニーズ事務所も退所組のバックに天下の笹川一族がいれば慎重になると思われたのですが、メリー喜多川氏は『そんなの関係ないわよ』と全く意に介していません」
https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170912/Tocana_201709_post_14422.html?_p=2
表層的なソースを追う限りでは、メリー氏は既得権にすがりつくあまり、時代の流れを見失っているような気がしますが…
それに対して飯島氏は機を見るに敏、というか、逆境に追い込まれたが故の大胆な行動が功を奏してか、次第に活路を見出しつつあるのではないでしょうか。
これまで男性アイドルはジャニーズ事務所による寡占状態だっただけに、飯島氏の動きいかんでは今後この巨大な利権が崩壊し、市場開放の流れ、つまりはジャニーズ事務所以外からの男性アイドルユニット大量出現、ともなりそうです。それを先導していくであろうのがケイダッシュと。
あまり多くは語れませんが、そのような市場開放が起こればぶっちゃけ韓流アイドルのような流れになるのではないかなと、密かに期待しています。(つまり、アジアを中心とした、国際基準の真の競争力のあるアイドルユニット出現の流れ)
さらに想像を飛躍させれば、ラオックスと組み、中国共産党を巻き込んでの中国中心のアジア市場をターゲットとした一大マーケットの構築も夢ではないかもしれませんね。
特に以下のようなメンバーが動けばありえない話ではないかも?
中国進出というと政治的リスクが懸念されますが、そこはちょちょいと袖の下…ゲフンゲフン、もとい、十分な根回しをしておけば、民間の文化交流という大義もあることだし、中国政府も積極的に推してくれるのではないでしょうか。
そうなればまさに新時代の到来ともいえるでしょう。
と思い、ネットをさらに調べてみると前例があるようで。
日本で完全にダメになった酒井法子さんも中国では麻薬撲滅キャンペーンの禁毒大使に起用されているなど(仕掛け人は中国版ツイッターとも言われているウェイボー(微博)日本の会長周帆氏だとか)、
中国では日本では想像もつかないような展開もあるので、今後飯島さんはこのような手法に学び、中国で人気のある日本人俳優なり女優なりをマネージメントするというのも面白いかもしれませんね。
「現地の人気ぶりは、すでにモンスター級です。そもそも、香港での仕掛け人は中国圏最大のソーシャルメディア『ウェイボー(微博)日本』会長のS氏だと言われている。S氏は酒井が執行猶予期間中、中国の麻薬撲滅キャンペーンの“禁毒大使”として北京入りさせた仕掛け人でもある。以後、中国圏の酒井の仕事は、S氏がサポートしているのです」(S氏と親しい音楽プロデューサー)
酒井には来年1月20日、香港でのコンサート開催も決まっている。
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12151-14104/
さらに渡辺美優紀の中国入りを仕掛けたのも彼だと言われています。
「S氏は、吉本興業との契約トラブルを抱えている元『NMB48』の渡辺美優紀についても、9月に北京入りさせた。ファンとの交流会も実現させ、自信を持ったようです。そこで来年は、渡辺とは比較にならないほど中国で人気がある酒井に力を入れるという。ここに来て、さらに権力掌握を進める習近平主席ともパイプを持つS氏だけに、爆発的な人気は十分に期待できます」(中国芸能関係者)
周帆氏に関しては以下のような気になる情報も。
中国政府から、酒井を違法薬物キャンペーンのPR活動で招聘できないかと相談を受けたのは日本在住の音楽プロモーター、周帆氏だという。周帆氏は元中国高官の子弟で、「東京ガールズコレクション in 北京」を主催するアンダーゼットグループ社の代表。日本で芸能プロも経営している。
https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20110423/Cyzo_201104_post_7137.html
今後飯島氏もこの流れに乗り、ひょっとしたら近いうちに中国進出もありえなくもないでしょうが、
ただ、周氏も商売人であり、真に儲かる(中国で人気がある)タレントに力を入れているようなので、果たして三人がそのお眼鏡に叶うかどうかは未知数です。