お金持ちのやんちゃ坊主がそのまま大人(老人)になったようなトランプ大統領が、ついに天皇陛下と会見。
私もニュース映像で対面及び歓談の模様を見たのですが、さすがに不躾な態度はとれなかったようで、若干緊張気味のようにも見えました。(と言ってもアメリカ人がいつものフランクな態度を改めただけのような気もしますが)
しかし一方でメラニア夫人の謁見の際の姿が無礼だとも話題に。
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一体何をやらかしたのか?会見の中身等も含め、その無礼な態度とやらを見てみましょう。
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各マスコミが報じているところによると、天皇・皇后両陛下とトランプ大統領夫妻の会見時間は20分。
両者はそれぞれ終始和やかな雰囲気の中談笑されたとの事でした。
会見内容は、宮内庁の発表によると、
大統領「陛下はすべての国民から深く慕われているとうかがっており、今回お目にかかれて大変光栄です」
天皇陛下「そういうお気持ちをうれしく思います」
等と始まり、その後陛下が訪日の様子を聞くと、大統領は
「すべてうまくいっています。安倍首相とは北朝鮮問題、日米の防衛協力、通商問題など様々な問題について充実した意見交換を行っています。現在日米関係はかつてなく良好です」
と答え、それに対して陛下は
「それを聞いて喜ばしく思います。両国はかつて戦争した歴史がありますが、その後の日米の友好関係、米国からの支援により今日の日本があるのだと思います」
と、アメリカを立てつつ、現在の日米の良好な関係のあり方を再確認していたようです。
さらに先日アメリカで起きた銃乱射事件に関し、大統領の心痛を思いやる発言した陛下に対し大統領は
「こういう事件は大変残念なことにどこにでも起こりうる事件です」
とも語っていたそうです。
いつもの陛下のスマイルには暴れん坊もタジタジ、といった感じですが、おそらく後から親しい友人らに対し、「俺はエンペラーに会ったんだぜ!」ぐらいに吹聴するような、そんな気がしないでもないですが、とりあえずは何事もなく会見が終わり、ホッと胸をなでおろした人はかなりいたのではないでしょうか。
こちらはデンマーク皇太子夫妻の謁見の模様
一方メラニア夫人は…
ヒザを曲げず、お辞儀もせず、米国流にガッツリと握手をしています。(笑)王族ではないのでしょうがないといえばしょうがないですが。
因みにこちらは狂犬ことフィリピンのドゥテルテ大統領夫妻。
きちんとお辞儀をしていますね。
一方このような意見の人も。
見方によっては米大統領が格上と見る人もいるので、メラニア夫人のとった一見不遜とも思える態度は、視野の狭さ故の偏見なのかもしれませんね。(と、一応笑)
もっとも以前オバマ大統領が天皇陛下に謁見した際には日本人から見てもやり過ぎと思える程に深々とお辞儀をして、それが米国内で物議を醸していたので、今回の態度はアリといえば有りなのかもしれません。
いずれにせよ、どのような賓客をも笑顔でお迎えする両陛下の笑顔には見るもの心を穏やかにさせる何かがありますね。
以上、天皇・皇后両陛下と大統領夫妻の会見についてでした。