衆院解散後、突如吹き荒れた小池旋風の煽りを受けてか、ここへきて自民党の単独過半数割れを指摘する予想が各方面から続出!
あの夕刊フジですら自民党の過半数割れを指摘しているぐらいですからね。(アエラは100議席減)
いよいよ安倍政権も終わりか!?
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という事で今回は週刊文春が発表した当落予想を簡単にまとめてみました。
Contents
今回当落予想をしたのは週刊文春の取材班と政治広報システム研究所代表の久保田正志氏。
彼らの分析によると
・自民党 288→214
・公明党 35→9
・希望 101
・維新 15→27
・立憲民主 28
・共産 21→22
・無所属野党 37→31
その他略。(左の数字が現有で、右が予想)
議席数が465ですから単独過半数は233。つまり自民党単独過半数割れ。自公合わせると244議席と、なんとか過半数を維持している状態です。
安倍首相は勝敗ラインを自公で過半数と、超弱気設定にしているので、仮に文春の予想通りになったとしてもすぐさま退陣という事態には陥らないのかもしれません。
が、組閣後場合によってはすぐさま退陣する可能性は大でしょう。(北朝鮮情勢次第でもあるでしょうが)
希望の党は旧民進党を上回り野党第一党へ。中身が半分以上旧民進党のメンバーなので、小池氏の勢いを考えれば、これはこれで大いに有り得る話ではないでしょうか。
週刊文春情報解析班は独自の基準としてA-C評価で当落の予想を出している、という事を前提に以下を読み進んで下さい。
埼玉4区 豊田真由子議員 C-(シーマイナス)
彼女は自民党に対抗馬を立てられ苦戦。そこを横から希望の党が漁夫の利?が、まだまだ予断は許さず、豊田、希望、自民と接戦になる模様。
東京3区 石原宏高 C-(シーマイナス)
親父が小池氏を「年増、厚化粧」と揶揄。そのとばっちりを受ける形で厳しい状況に、という一部の予想も。
東京8区 石原伸晃 C+(シープラス)
同じく父親の発言のとばっちりを受けるも、こちらはまだマシなようです。
東京11区 下村博文 C+(シープラス)
元秘書がサッカー長友の嫁の弟。都議選へ出馬し当選。200万円の件を文春にすっぱ抜かれ窮地に立たされるも、被害は限定的か?
愛知7区 山尾志桜里 C+(シープラス)
民進党を離党し、無所属出馬も、今回共産党が候補擁立を見送ったようで、不倫疑惑もなんのその、勝機は十分にあるようです。
福井1区 稲田朋美 A
日報問題や失言で袋叩きに合った稲田氏は、共産党候補との一騎打ちという事で、盤石のA評価。
大阪10区 辻元清美 C+(シープラス)
世論調査で不利でも固定ファンがいるから勝てる、との予想。また比例でしょうかね。
ここでちょっとブレイク。
山尾氏のお隣の愛知8区に無所属で出馬を表明している伴野豊氏に不倫疑惑が持ち上がっているようです。
相手は施術で知り合ったというショートカットの美人セラピストAさん。文春の直撃に伴野氏は
「ああ、アレだよね。えっと、(私の)健康の関係で。診察を受けた時はお会いしているかもしれないけど」文春より
と否定してはいますが、Aさんのマンションへ通っているところを目撃されてもいるそうです。
伴野氏は2011年にも韓国人女性との交際を報じられています。当時彼女は西麻布のマンションに住んでいたという事で、ハニートラップの線も考えられなくもないですが、その彼女と分かれての、新たな交際のようですね。
という訳で、自民党大幅議席減、と予想した週刊文春+久保田チームですが、2016年にも参院選の予想をしています。
http://basket-island.hatenablog.jp/より
こちらは結果。
https://go2senkyo.com/より
左の数字が予想で右が結果
自民 120→121
公明 23→25
民進 48→49
精度高いですね。
という事は、自民単独過半数割れも与党でなんとか過半数維持、との予想も大いにありうるでしょう。
因みに以下の表は衆参ダブル選挙をしていた場合の予想。
これは…(笑)
何言っても結果論になるので、言及はしませんが。
9月29日の時点での夕刊フジの当落予想はこちら。
こちらも単独過半数割れ。が、文春の予想よりはまだマシです。
以下の画像は同じく夕刊フジが9月13日の時点で出していた予想。
予想ですが、自民党が273から230と大幅ダウン。
まさかまさかの展開へ!
因みにアエラは景気良く100議席減
ここまでくると清々しいです。
https://dot.asahi.com/wa/2017100300016.html
という事で、政権交代は無いにしても、安倍首相退陣の波は着実に押し寄せているような、そんな気さえしはじめました。
あとは小池氏の動向一つにかかっている、のかもしれませんね。
ひょっとして安倍首相に「今なら勝てますよ」と吹き込んだ二階、麻生両氏の捨て身のトラップだったのかも?
とも疑いたくなりますが、ますますおもしろくなってきた、そんな衆院選の予想についてでした。
と、自民党にとってかなり悲観的な予想が立っていますが、一方でこんな結果も。
下の図は朝日新聞社が10月3、4日に行った比例区投票先に関する電話アンケートの結果です。
http://www.asahi.com/より
自民微増、希望微減と、自民が依然優勢。
http://www.asahi.com/articles/ASKB43J6DKB4UZPS002.html?iref=comtop_8_01
さらにこのような結果も。
今後、どのような政権がよいか尋ねると、「自民党を中心とした政権」が43%で、「自民党以外の政党による政権」33%を上回った。ただ、無党派層に限ると、「自民党以外」が38%で、「自民党を中心」26%より多かった。
安倍内閣の支持率は40%(同36%)、不支持率は38%(同39%)だった。
混沌としている希望の党への不安からか、
「このまま自民党を中心にした内閣が好ましい」
がトップ。
多くの予想に反し、まだまだ自民党が強いという結果も出ています。
小池氏が出馬を辞退した事と考え合わせると、最悪の場合でも連立止まり?
さらに、
全ては民進党を潰すための茶番劇という説も流布していますが、これはありそうな話ですね。
以上追記でした。
ネットにおける選挙関連についての世論調査で、おそらく最大規模を誇るのがニコニコ動画・生放送でおなじみのニコニコ(KADOKAWA DWANGO)。
そのニコニコで第1回目の衆院選における議席獲得数の予測が出た模様です。
題して
「衆議院総選挙獲得議席予測第1回調査予測結果」
ニコニコより
(調査期間10月1日12時-4日12時 参加者34万9979人)
結果は自民党単独で266議席獲得。公明党と合わせると306議席獲得と、当初週刊ポストや夕刊フジが予測していた300議席超という数字がでています。
それでも自民単独で見た場合、現有287からマイナス21議席。これを多いとみるか、少ないと見るか。
そして希望の党が77議席獲得と、現在の民進党の議席87を下回る結果に。
アンケートに参加した数が35万人と、新聞の世論調査の参加人数(1000前後)とは格段の差でのこの結果。(複数IDによる投票などの問題はありますが、影響としては微々たるものでしょう。)
そしてこちらが前回2014年の衆院選前のニコニコでの予測獲得議席数。
http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni050183.htmlより
自民 291←(289)
公明 35←(35)
民主党 73←(72)
維新の会 34←(41)
共産党 21←(18)
※左が結果で()カッコ内がニコニコの予測
等となっていす。
大手マスメディア勢の事前予測とは大きく乖離していますが、精度はなかなかのもの。やはり35万人のデータをもとに解析したとの謳い文句は伊達ではありません。(結果論ですが)
しかし、大手マスメディアが自民惨敗という予測を出す中、個人レベルではこのような予測も見られました。
アエラより
9月28日の時点の予想なので民進党が健在ですが、自民党に限ってみてみると約30議席減と、ニコニコより約マイナス10議席減。
最後に、
急進的レフトウイングでお馴染みの東京新聞のアンケート結果がこちら。
投票数約7万と、ニコニコには及ばないものの、かなりの投票数。
しかし自公がリベラル勢を上回る結果に。これには当の東京新聞も予想外だったのではないでしょうか。
「結果が結果なら、新聞のネタにしたのでは?」
などという微笑ましい書き込みも見られましたが、やはりネットでは自民党がかなり強いという事を再認識させられました。
以上追記でした。
※リベラル・保守に対する枝野さんの考え方がわかる面白い記事を見つけたので時間がある方は一読してみてください。マスコミ報道を追っているだけでは分からない事が記載されていてとても興味深い内容となっています。対共産・社民へのジレンマが垣間見れたような気がしました。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/09/edano-02_a_23237032/
衆院選の公示日直前の本日、読売新聞から比例選の投票先についての最新の世論調査が出てまいりました。
それによると
・自民 34%(35)
・希望 13%(12)
・立憲民主 7%(7)
・公明 5%(7)
・共産 4%(6)
の順。
カッコ内は朝日新聞の調査結果なのですが、ほぼ同じ結果となっています。
しかし、無党派層(NHKによると全体の4割を占める)の調査に関して言えば、自民と希望がかなりせっている模様です。
うち無党派層では自民17%、希望13%、共産7%、立憲民主6%だった。
朝日新聞10月4日発表による
以上追記でした。
現在も尚、散発的に各方面から選挙予想についての記事が出ていますが、日刊スポーツには政治ジャーナリストの角谷浩一さんの予想が掲載されていました。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710090000296.html
彼の予想によると自民単独過半数割れも、公明党と合わせてなんとか過半数は維持。反面、共産党と立憲民主党がなかなかの健闘ぶりを見せています。
民進党分裂による、いわゆる投票難民の受け皿としての希望の党は、角谷さんからすれば、やや魅力に欠けるもののようでした。
以下の画像はネットに流布している2014年の衆院選の予想と結果のまとめと言われているものですが、なんと、あの2ch(現5ch)の予想が堂々第一位。
そしてニコニコが第二位。
両者に共通しているのは、多くの人の意見を参考にしている、という点。やはり数は正義といったところでしょうか。
前回的中率4位(個人では2位)だった社会学者の児玉克哉さんの予想が見つかったので掲載しておきます。
自民党 223(160-63)
公明党 34(9-25)
希望の党 117(79-38)
共産党 23(1-22)
民主党 17(3-14)
社民党 1(1-0)
新党大地 1(0-1)
無所属 23(23-0)
※かっこ内左は小選挙右は比例
https://news.yahoo.co.jp/byline/kodamakatsuya/20171010-00076724/
自民党単独で過半数割れも、角谷さんとは違い、自民党から希望の党へ票が流れると予想。尤も角谷さんの場合はもともと旧民主党推しの人だったので、意識的にか無意識的にかは分かりませんが、そのへんの影響があったのかもしれません。
それにしてもニコニコの予想とはかなりかけ離れたものです。
対ニコニコ比で、
自民党 -43
希望の党 +40
ですからね。
つまり、ニコニコと比べると約40議席がそのまま希望の党へ流れた感じです。このかい離具合はなかなかに興味深いですが、両者に共通するのは、その他の政党についてはさほど違いはない、という点。
これが何を意味するのかは皆目見当もつきませんが。
以上追記でした。
報道ベンチャーJX通信社が10月7、8日に行った調査によると、小池百合子氏を支持するが、支持しない、に追い抜かれたそうです。
支持する 37%
支持しない 54%
さらに、希望の党のお膝元の東京ブロックの比例投票先の調査でも、立憲民主党と並んで18%と、こちらも急落。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20171009-00076707/
因みに朝日新聞が全国を対象に3、4日に行った比例投票先調査の結果は
自民 35%
希望 12%
立憲 7%
なので、
立憲民主党の都市部での強さが証明された事になります。
自公独裁は嫌い、でも希望も混沌としていてちょっと…だからと言ってマニアックな共産党に入れるのも…という人たちの受け皿として機能し始めたのかもしれません。
立憲民主党にとっては勢い、希望にとっては凋落、が、全国レベルで浸透するのかどうか、が見ものです。
10月10日、NHKの世論調査による政党支持率が発表されました。
自民党以外は1桁と振るわず。
特になしが39.1%と断トツの1位。
無党派層の票が今後の情勢をかなり左右しそうです。とは言っても無党派層が必ずしも選挙にいくとは限らないところがまた、なんとも言えないところではありますが。
一方、野党推しのサンデー毎日(10日発売)の支持政党調査の結果は以下の通り。
自民党 28.9%(31.2)
希望の党 13.8%(4.8)
立憲民主党 12.7%(4.4)
共産党 11.6%(2.7)
公明党 5.8%(3.8)
無党派 24.6%(39.1)
となっています。(右のカッコ内がNHKの調査)
対NHK比で、野党の躍進ぶりが凄い事になっていますね。
この違いはどこからくるのか調べてみたところ、
サンデー毎日はRTD方式で電話帳に記載された番号(固定電話)がアンケート対象で、NHKはRDD方式で固定電話+携帯電話が対象。
質問の内容にもよるのでしょうが、携帯電話層の動向が、このような結果の違いを生み出したとも考えられます。
以上追記でした。
共同通信社が10-11日に行った世論調査の結果が出ました。
それによると…
自公あわせて319議席獲得と驚異的な数字。
https://mainichi.jp/より
この結果は先日発表された支持政党に関するNHK世論調査の結果と相容れるものとなっていますね。
自民党の予想議席獲得数を見ると、最悪でも273議席獲得という数字が出ています。この数字は現在まで自民党にとって最良の数字であるニコニコの調査(266議席)を大幅に上回るものとなっています。
尚、調査方法は全国の有権者11万8900人を対象にした電話調査という事で、ニコニコの投票数を下回るものの、かなり大規模なサンプル数となっています。
朝日新聞社も10日、11日と独自に調査をし、その結果がこちら
明確な数字は出していませんが、自民単独で過半数獲得の可能性が濃厚との結果。
共同通信社の調査と比較すると、自民の議席が共産党と立憲民主党へ割り振られた形となっているようですね。
こちらの調査方法はRDD方式で、固定電話に対して調査員が電話をかけるというもの。サンプル数は4万2746人と、なかなかの数字です。
が、ネットでは日本人の判官びいきを利用した、アンダードッグ効果狙いの印象操作では?という声も上がっています。
自民党びいきの人は
「盤石だから選挙いかなくてもよいね。」
となり、
まだ迷っている人は
「与党強すぎるな、よし、野党に入れよう。」
となるんだとか。
果たしてそのような陰謀論的な意図が含まれているのかと気になったので、前回の事前調査の結果を調べてみると…
共同通信→300超を獲得する勢い
朝日新聞→293を超える勢い
今回と同じようなトーンで報道していたようです。元ソースが削除されているので真偽の程については自己判断でお願いします。
https://matome.naver.jp/odai/2141590440125006901
産経・読売新聞は元ソースが残っていたのですが
こちらも今回同様300議席を超す、とあります。
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040022-n1.html
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50109.html
朝日新聞は議席予想の他にも個別に候補者の優劣を報じていたのでその中から抜き出してみると…
自民党
・稲田朋美(元防衛相・日報の人)→優勢
・萩生田光一(幹事長代行・加計の人)→リード
・江崎鉄麿(沖縄北方相・答弁書の人)→優位
朝日新聞らしくスキャンダル付きで報じていましたが、皮肉にも加計学園関係者数名は全員優勢。
希望の党
・細野豪志→堅調
・松原仁→やや厳しい
・福田峰之→苦戦
立憲民主党
・菅直人→接戦
維新
・馬場伸幸(幹事長)→やや苦しい
無所属-その他
・岡田克也→安定
・小沢一郎→やや優勢
・豊田真由子(暴言の人)→厳しい
しかし小沢さんは希望の党へ擦り寄ったかと思っていたら、いつの間にか共産党の支持を取り付けるなど、相変わらずの手練れぶりを発揮しているようです。
民主党政権時代に大議員団を引き連れての中国詣でをしなければ今頃総理大臣になっていてもおかしくはなかったでしょうが…見事にアメリカにやられてしまった、のかもしれませんね。
という事で個人的に一番気になっていた山尾志桜里議員の情勢が掲載されていなかったのが残念ですが…
以上、追記でした。