松居が語ったホリプロの圧力とは「意向」つまり、忖度の事か?

文春に有ること無いこと書かれた、その反動故か、週刊新潮のインタビューに喜々として応じた松居一代さん。

なんと、6時間にも及ぶインタビューを受け、胸の内を吐露していました。

その中でも私の興味を引いたのがホリプロからの圧力説。

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毎度お馴染み陰謀論めいた展開になりそうですが、その実態とは?

調べてみました。

 

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ホリプロからの圧力とは?

松居さんが攻撃対象としているのは船越英一郎氏と彼の所属事務所であるホリプロ。

ホリプロ側としても所属する大切な商品である船越氏が、松居さんからの執拗な攻撃に晒されているのを指を加えて見ているわけにもいかず、と思ったのか、マスコミ各社へファックスを流します。

その文書が新潮に断片的に掲載されていたのでまとめると以下の通り。


7月9日付

ホリプロ宣伝部より芸能ニュース担当者宛

別紙にて私どもホリプロの顧問弁護士より、テレビの芸能ニュースをご担当する皆さんにお願いしたい事がありますので…

(中略)

尚、私どもが皆さんにこの文書をFAXしたことは放送なさらず、また、この表紙も含めて文書を撮影、放送することはなさらず、よろしくご配慮願います

(中略)

別紙にて、ホリプロ側は松居氏がYouTubeで語っている内容は事実無根と否定。

船越氏が私生活を一定程度公開される事を予定して活動しているタレントであることを考慮してもなお、これらの動画やブログ等を公開する行為は、船越氏の人格権、すなわちみだりにその名誉を害されない権利や私生活を公開されない権利を侵害する違法な行為であることが明らかです。(中略)一方的な報道をされる事は避けていただきたく、その旨通知する次第です。


この文書について新潮がホリプロに問い合わせた所、

「注意喚起であり、圧力ではありません」

との事でした。

つまり、松居氏が語っている荒唐無稽な話をテレビ等で拡散すれば、それは人格権の侵害、つまりは違法行為であり、裁判沙汰になる可能性もありますよと、暗に示唆しているようにも受け取れます。

 

自主規制

これにテレビ側がびびったのかどうかは、私はワイドショーを見ていないのでなんとも言えませんが、腰が引けたであろう事は十分に察せられます。

スラップ訴訟という言葉がありますが、今回の件もそれと同様で、人気タレントを擁する大手芸能事務所であるホリプロが、そのタレント群を背景にテレビ局側を恫喝した、つまりは圧力をかけたであろうことは容易に想像できますが、公式声明にもあるとおり、ホリプロ側からすればあくまでも注意喚起。

という事で、テレビ局側も事実を詳細に検証する事なくホリプロ側の注意喚起に応じていたとするならば、それは日本のメディアに古くから巣食っている悪しき慣習である自主規制という名の魔物の力が働いているという事なのかもしれません。

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