冷却装置の停止で福島原発の放射能漏れは大丈夫?政府の対応は?

今朝方福島沖で発生した震度5弱の地震により、午前6時10分、

東京電力福島第二原子力発電所3号機の冷却装置のポンプが停止

これにより一的に核燃料を冷やす水の循環が出来なくなりましたが、

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午前7時47分には再起動して冷却を再開し、事なきを得たようです。

地震発生以後の経緯

それでは地震発生から今までの経緯を振り返ってみましょう。

5時59分-地震発生


6時10分-使用済み核燃料プールの冷却装置のポンプが停止
これにより核燃料を冷やす水の循環が出来ない状況に。

朝日新聞の情報では

プールの水を調整するタンクで水位低下を示す警報が出たため、
冷却システムのポンプが停止した

となっています。


菅官房長官の会見(原子力規制庁の発表をうけて)

「状況を確認中。直ちに放射能漏れや燃料の温度が上がるものではないと
報告を受けている」


7時47分-再起動をして冷却を再開。
東電は地震の揺れで安全装置が自動で作動した事が停止の原因ではないかと発表。

プールには使用済み、未使用の核燃料が合わせて2544本あり、
水温は30度以下。冷却が出来なくても7日間は問題がないそうです。


安倍総理の対応

アルゼンチンを訪問中の安倍首相から菅官房長官へ電話で
「万全の体制を取るように」との指示があり、それを受け
政府は官邸危機管理センターに対策室を設置します。


稲田防衛大臣は閣議後に記者団に対し

「現時点で、防衛省・自衛隊に対する災害派遣の要請は無く、
何らかの被害情報や大きな津波は把握していない」

「現在、福島県沿岸部などで、航空機のべ8機を使用するなど、
地上と上空から偵察を実施している。
福島、青森、岩手の県庁などに連絡員を派遣し、
自治体と連携して情報収集を実施している」

と述べているところをみると、偵察目的としての自衛隊機の派遣は
実施しているようです。

以上、地震発生から冷却装置の停止・再稼働及び政府の対応についてでした。

福島原発は大丈夫か?

以上の経緯を見ると冷却用のポンプはすでに再稼働しており、
とりあえずは大丈夫のようです。

冷却装置が停止したままだとどのような事態に?

仮に冷却ポンプが停止したままになるとどの様な事が起こるのでしょうか。
以下の記事が分かりやすかったので引用します。
※下の画像は地震で壊滅した4号機のものです。

2012030800001_1

http://judiciary.asahi.com/より

地震で燃料プールが破壊され燃料棒が剥き出しになれば、広島型原爆の4000倍から5000倍の放射能が飛散する

http://www.j-cast.com/tv/2012/05/16132192.html?p=all

燃料棒がむき出しになり、放射能が飛散するという事態に発展してしまいます。
なのでニュース等で、これほどの騒ぎに発展してしまうのでしょう。

燃料プールの水温

地震発生後の燃料プールの水温は28度7分。
これに対し運転上の上限値と設定している温度は65度。
※下の画像は4号機の燃料棒

燃料棒

1時間に0度2分ずつ上がると予想されるという事なので、
上限値に達するまでには1週間程かかるという事です。

これが夏場だったら、単純に考えて上限値へ達するまで
の期間は短くなるのでしょうか。

何はともあれとりあえずは無事という事でした。

以上地震と原発と政府の対応についてでした。

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